展開中!ウナギの棲む川づくり運動

2019/10/04 レポート

■採択助成番号
2019-6111-003
 
■実施場所
馬入水辺の楽校
 
■実施期間
2019年9月28日(土)晴れ
 
■実施団体
NPO法人 暮らし・つながる森里川海(呼称:湘南いきもの楽校)
 
■代表者
臼井 勝之
 
■報告タイトル
展開中!ウナギの棲む川づくり運動
 
■本文
●展開中!ウナギの棲む川づくり運動
絶滅危惧種、ウナギの保護を図ろうと、河川占用許可を受け、石倉カゴと間伐材魚礁を設置しています。
ウナギは特別採捕権がないと調査できませんので、神奈川県内水面試験場のお手伝いとなります。
 
●ちびっこに大人気
お魚調べには毎回、たくさんの子どもたちが参加し、熱中魚捕りとなります。
この日の調査には地元、松原公民館と四之宮公民館の子どもたちが大勢参加しました。
泥だらけになりながら、ニョロニョロ、ヌルヌルを堪能しました。
 
●成果あり、石倉カゴ、間伐材魚礁
この日の調査ではニホンウナギ13尾、同じく絶滅危惧種のカワアナゴが27尾。ハゼ類などたくさんの生き物が見つかりました。
 
●水質検査
国土交通省京浜河川事務所のご支援で、水質検査も実施しました。透視度測定とパックテストを行いました。まずまずの水質でほっと一安心しました。
 
●ちびっこの感想は
最後に、今日は楽しかったかな?と聞くと。楽しかったと大きな声が返ってきました。水ガキがたくさん来てくれて、おじさんたちの大満足度の1日でありました。
今回もたくさんの人たちのお手伝をいいただきました。スタッフのみなさんありがとうございました。
 
※参加者:子供15人、大人15人、講師1、スタッフ19人 合計50人
 
 
■写真1

ウナギの保護を図ろうと間伐材魚礁と石倉カゴを設置しています。
ウナギは特別採捕権がないと調査できません。
神奈川県内水面試験場の主導で調査を行いました。
大人も子供もみんな泥だらけ。熱中生き物調べとなりました。 
 
■写真2

石倉カゴの中にはニホンウナギが9尾、カワアナゴ9尾、テナガエビなどが多数入っていました。
生き物の住処としての有効性が立証されました。
 
■写真3

間伐材魚礁にはニホンウナギ4、カワアナゴが18尾も入っていました。
ともに絶滅危惧種です。 
 
■写真4

石倉カゴの網の中にはでっかいウナギが。
その瞬間、子供たちから大歓声が湧き上がります。狩猟本能が目覚めます。
 
■写真5

たくさんのお魚が捕獲されました。しかも稚魚がたくさん。
試験場の先生もこんなにたくさんの生き物がいるなんてと驚いていました。
 
■写真6

ウナギを持つのは初めての子ども。いつまでも離しません。
 
■写真7

テナガエビも大人気。かっこいい!
 
■写真8

水槽の中にはお魚。子どもたちは手を入れっぱなしです。
 
■写真9

熱中生き物調べ。みんな目が輝いています。
 
■写真10

この日は水質検査も実施。透視度を測定しました。
まずまずの水質でほっとしました。
 
■写真11

パックテスト。pHも測りました。
 
■写真12

最後に重さや、体長を測定しました。
 
■写真13

初記録!オオヒライソガニが捕獲されました。
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