蠱惑(こわく)の楽校
■採択助成番号
2025-6111-023
■実施場所
神奈川県平塚市 馬入水辺の楽校
■実施期間
2025年8月23日
■実施団体
NPO法人暮らし・つながる森里川海(愛称:湘南いきもの楽校)
■代表者
臼井 勝之
■報告タイトル
蠱惑(こわく)の楽校
■文章
水辺の楽校は夜になると雰囲気が一変する。夜は野生の世界。昼間出会えなかった生きものたちが次々に顔を出してくる。大人も子供もみんな魅入られる。
ウシガエルが鳴いたり、ゴイサギが飛んだり、アオドウガネが服の中に入ってきたり、セミの幼虫が木に登ったり、オオミズアオが出てきたりして、もう楽しくてたまらない。
「大人になっても忘れない」。
とっても楽しいナイトウオークを満喫することができた。
*8月23日、馬入水辺の楽校ナイトウークを満喫した仲間たち
大人12、子供14人、講師1、スタッフ3=30人

(写真1)明るいうちに楽校を散策する。早速アブラゼミが出迎えてくれた。

(写真2)ゴマダラチョウとクロカナブンがオニグルミの樹液を吸っていた。羽が広がるのをじっと待った。

(写真3)一大発見はアケビコノハの幼虫。左がお尻。右上に頭部が見える。

(写真4)バッドデイテクターを空に向けると、コウモリの出す超音波を捉えて、ビッビッビッと人に聞こえる音に変換してくれる。コウモリがうんと身近な生きものになる。

(写真5)ライトトラップ設置した。アオドウガネがたくさん集まってきた。びっくりするほどの数だ。

(写真6)虫籠に入れておいたオオカマキリが他の昆虫を襲って食べている。ちびっ子の目が釘づけになった!