調査研究
技術資料
財団の研究成果については、技術資料、技術指導書などとしてとりまとめ、社会への還元を図るほか、学会での発表、学術誌・専門技術誌への投稿にも努めています。また、必要に応じ書籍として発刊・出版し、広く一般社会への還元にも努めています。
河道管理
(1)地域との協働による多様性に富んだ堤防植生づくり手引書(案)(H27.3)
技術基準・指導書等概要 | 地域との協働による多様性に富んだ堤防植生づくり手引書(案) |
位置づけ(通達など) | |
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(2)河道特性に及ぼす粘性土・軟岩の影響と河川技術(H22.11)
技術基準・指導書等概要 | わが国の沖積河川での河床状況の実態を提示し問題点を整理するとともに「河道変化の実態を把握する調査法」、「耐浸食力・浸食形態の特徴」等の既往・新規知見の集約・整理と「粘性土・軟岩露出河道の変動実態調査」を行い、河道計画、河川環境計画、河川の構造物設計へ反映させるもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考図書 |
(3)大規模災害復旧工事後の河道・環境特性の変化-余笹川の事例-(H21.9)
技術基準・指導書等概要 | 平成10年8月豪雨により大災害なった那珂川支川余笹川を事例に、狭隘谷底平野を流れる急勾配河川の大洪水および大規模河道改変後の河道の応答特性を記載・分析し、大規模災害復旧計画論に資するもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考図書 |
(4)河道管理計画検討要領(H18.6)
技術基準・指導書等概要 | 河道管理の基本は、監視、記録、結果の評価と活用、フォローアップの作業を定期的にルーチン化していくことで、管轄する12水系の河道管理のために、「河道の監視要領」「河道特性情報集編集要領」「河道の評価要領」の三部からなる「東北地方整備局版河道管理計画検討要領」を策定したもの。 |
位置づけ(通達など) | 東北地方管内河川で活用 |
(5)多摩川下流水制の配置構造と技術史上の意義(H17.10)
技術基準・指導書等概要 | 多摩川左岸8Km付近の堤防緩傾斜工事に伴い、既設護岸の取り壊しが必要となった。特に護岸前面の水制は、構造形式が特異なものであり、水制構造調査、周辺構造物調査をもとに、水制工の配置意図及びその技術的特徴など多摩川の治水構造物の歴史と伝統を記録として残すことにし、水制の技術史としてまとめたもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考図書 |
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(6)川の市民管理者活動の手引書(H12)
技術基準・指導書等概要 | 河川管理者と沿川住民の協働で、より充実し適正な河川維持管理を行うことを目的にリバーシビックマネージャー(川の市民管理者)制度が平成12年10月に創設された。この手引きは、自然環境、不法ゴミ投棄問題等の分野別活動方法を役割分担を踏まえた形でまとめたもの。 |
位置づけ(通達など) | 河川事務所にて活用 |
(7)堤防植生管理指針(案)(H11.4)
技術基準・指導書等概要 | 治水・環境上の機能を保持し、かつ植生の生態面も考慮した植生管理指針案を示したもの。 |
位置づけ(通達など) | 関東・東北地方管内河川で活用 |
(8)河道変遷特性に関する研究(H10.1)
技術基準・指導書等概要 | 流域の地形発達史を含む河道変遷、河道改修や洪水履歴による河道の変動、植物生態等の一般的特性を解明し、河川環境管理に配慮する基礎情報に資するために研究しまとめたもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考図書 |
河川生態
(1)河川植生管理論-堤防植生を除く-(H24.3)
技術基準・指導書等概要 | わが国における河川植生管理思想の変遷と現代の課題を整理するとともに「河道整備・河道の維持と植生管理」、「植生の保全・再生」、「高水敷利用施設における植生管理」、「流下能力維持のための河道内植生・樹林のモニタリングと対応」など植生管理に関する技術を体系的にまとめたもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考図書 |
(2)流水・土砂の管理と河川環境の保全・復元に関する研究(H17.11)
技術基準・指導書等概要 | 河川環境に関わる流水・土砂の管理と河川の生態系の保全・復元に必要な基礎的、実際的知見を得て、流域全体の視点から河川のダイナミズムを取り戻す方法を探り、河川環境の保全・復元技術に活かすことを目的に研究しまとめたもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考図書 |
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(3)流動変動と流送土砂量の変化が沖積河川生態系に及ぼす影響とその緩和技術(H17.10)
技術基準・指導書等概要 | 河川本来が持つ自然的攪乱と人間活動による人為的インパクトが、沖積河川の生態系の構造とその変動形態に与える影響に関する知見の集約を行い、諸要因間の相互関連性を分析し、人為的インパクトによる河川生態系の変化を評価・予測する試みをまとめたもの。 |
位置づけ(通達など) | 生態系変化を読み取る河川管理に活用 |
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(4)自然的攪乱・人為的インパクトと河川生態系の関係に関する研究(H14.11)
技術基準・指導書等概要 | 河川本来が持つ自然的攪乱と人間活動による人為的インパクトが、河川生態系の構造とその変動形態に与える影響に関する緒要因間の相互関連性を明らかにするとともに具体的事例研究を行い、河川生態系に関する知見の増大を図り、今後の河川管理に役立つようにまとめたもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考図書 |
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水環境
(1)今後の湖沼水質管理の指標について(案)(H22.3)
技術基準・指導書等概要 | CODのみでは評価しきれない湖沼水質の評価を行い、河川管理者が管理すべき水質項目とランクおよび評価レベルの指標を示したもの。河川事務所等はこれにより地域に応じた手法で水質調査を実施し、地域特性を勘案した指標を加えて湖沼水質を評価することとする。 |
位置づけ(通達など) |
(2)今後の河川水質管理の指標について(案)[改訂版](H21.3)
技術基準・指導書等概要 | BODのみでは評価しきれない河川水質の評価を行い、河川管理者が管理すべき水質項目とランクおよび評価レベルの指標を示したもの。河川事務所等はこれにより地域に応じた手法で水質調査を実施し、地域に応じた指標を加えて河川水質を評価することとする。 |
位置づけ(通達など) |
(3)河川、湖沼等における底質ダイオキシン類対策マニュアル(案)(H20.4)
技術基準・指導書等概要 | 公共用水域の底質ダイオキシン類対策に関する事前調査、対策手法・工法の検討、工事影響防止策の検討及び対策実施後の調査等に関する方針・手法を示すとともに、対策を実施するために必要な基本事項を整理したもの。 |
位置づけ(通達など) |
(4)ダイオキシン類調査における品質管理マニュアル(案)(H20.4)
技術基準・指導書等概要 | 業務を委託された請負機関が測定したダイオキシン類の分析結果を客観的に評価し、その信頼性を確保していくために、各地方整備局が実施する品質管理の手法を詳細にまとめたもの。 |
位置づけ(通達など) |
(5)河川における生態系と水質の相互的な関係に関する研究(H17.11)
技術基準・指導書等概要 | 河川水の水質指標を付着藻類、底生生物で記述する方法を探るとともに、河川の生態系をより良い状態にするための重要な水質要因を明確にし、健全な生態系の保全を目指した今後の河川水質管理のための提言をしたもの。 |
位置づけ(通達など) | 今後の河川水の水質環境を捉える上での留意事項等に関する参考書 |
(6)河川、湖沼等におけるダイオキシン類常時監視マニュアル(案)(H17.3)
技術基準・指導書等概要 | ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、ダイオキシン類の水質環境基準及び底質環境基準が制定されたことを受け、ダイオキシン類の常時監視を行う際の調査方針、技術的手法を定めたもの。 |
位置づけ(通達など) |
(7)河川水質調査要領(案)(H17.3)
技術基準・指導書等概要 | 河川管理者が水環境改善のための事業計画策定、事業効果把握を目的とした河川水質管理のための河川、湖沼、地下水の水質調査および河川底質調査等の考え方を示したもの。 |
位置づけ(通達など) |
(8)河川、湖沼底質中のダイオキシン類簡易測定マニュアル(案)(H16.7)
技術基準・指導書等概要 | 公定法によるダイオキシン類の測定には多額の費用と時間を要することが問題となっているため、河川、湖沼の底質のダイオキシン類を簡易に測定する際に適用するもの。 |
位置づけ(通達など) |
(9)汽水域の河川環境の捉え方に関する手引書(H16.5)
技術基準・指導書等概要 | 汽水域における課題、汽水域での現象、人為的改変とレスポンス、及びこれらを把握するための調査・分析手法をとりまとめ、河川管理者が実施する河道掘削等の事業、許認可の審査等に活用されるようにまとめたもの。 |
位置づけ(通達など) |
(10)栄養塩類濃度が河川水質環境に及ぼす影響に関する研究(H15.11)
技術基準・指導書等概要 | 河川水に増加しつつある栄養塩類について、親水性や水生生物への影響度を解明し、将来の課題を踏まえた今後の河川水質管理のための提言をしたもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考書 |
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(11)湖沼管理のための流動機構調査-より高度な湖沼管理に資するための調査に向けて-(H15.3)
技術基準・指導書等概要 | 我が国の代表的な湖沼における流動現象と水質や生物への影響に関する調査研究成果をとりまとめるとともに、湖沼の流動現象とその影響及び流動調査技術の紹介を行い、今後の流動機構研究と総合的な湖沼管理のあり方を提言したもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考書 |
(12)植生浄化施設計画の技術資料(H14.12)
技術基準・指導書等概要 | 霞ヶ浦の山王川植生浄化実験、清明川河口域植生浄化施設ほか各地の植生浄化施設及び文献調査の情報を分析・整理し、今後の植生浄化施設の計画・設計、維持管理の技術資料としてまとめたもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考書 |
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(13)河川における水質環境向上のための総合対策に関する研究(H13.11)
技術基準・指導書等概要 | 複雑多様化している河川水質の機構、要因の解明及び特定、対策方法の開発について総合的に研究し、水質環境の保全、向上のための総合的対策に資するためにまとめたもの。 |
位置づけ(通達など) | 今後の河川の水質環境の保全・向上のための総合対策の参考書 |
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(14)水質事故対策技術(2001年版)(H13.9)
技術基準・指導書等概要 | 建設省建設技術協議会で、増加する河川の水質事故の対策技術に関する調査研究を実施し、「(1985年版)」を発行。また、平成9年の河川法改正に伴い、最新の知見の収集と新技術の開発に取り組み、その成果をとりまとめて「(2001 年版)」を発行したもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考書 |
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(15)河川直接浄化の手引き(H13.7)
技術基準・指導書等概要 | 河川の水質保全及び改善を図る河川直接浄化施設を計画する際の手引きとしてまとめたもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考書 |
(16)技術資料「植生浄化施設の現状と事例」(H12.3)
技術基準・指導書等概要 | わが国の植生浄化の現状と事例を各事業主体から収集し、植生浄化施設の建設および維持管理をしていく上での参考事例集としてまとめたもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考書 |
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(17)感潮河川の水環境特性に関する研究(H11.1)
技術基準・指導書等概要 | 河川感潮域の水理特性、水質等の水環境に関する研究を行い、生態系を含めた水環境の特性を解明することにより、河川感潮域の適正な水環境管理に資する知見を得ることを目的に研究し、その成果をまとめたもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考書 |
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(18)下水処理水の“なじみやすい”放流のためのアイデア事例集(H10.1)
技術基準・指導書等概要 | 放流先での発泡、臭気、水温差、洗掘、騒音等の問題に対処した様々な工夫の事例及び、放流先の環境の整備と保全を目指し、放流先管理者と下水道管理者などが協力して取り組むための参考書として作成したもの。 |
位置づけ(通達など) | 参考書 |
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