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掲載日:2021.12.24

【レポート】第21回(令和3年度)プロジェクトWETファシリテーター講習会

【レポート】第21回(令和3年度)プロジェクトWETファシリテーター講習会

2021/12/24

2003年より日本での活動を開始したプロジェクトWET。各地域での普及の核となるのが上級・普及指導者である「ファシリテーター」です。

プロジェクトWETジャパン事務局では、年に1度「ファシリテーター講習会」を開催しており、今回で21回目。新たに5名の方がプロジェクトWETのファシリテーターとしてネットワークに加わっていただけることとなりました。(全ファシリテーター数:352名)
 
日程 令和3年12月11日(土)-12日(日)
場所 TKP神田ビジネスセンター(東京都千代田区神田美土代町3-2 神田アベビル5F)
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コロナ流行下での、財団主催の講習会は3回目となりました。
消毒・換気等の感染症対策を行い講習会に臨みました。




第21回目となるプロジェクトWETファシリテーター(上級・普及指導者)講習会は「アクティブラーニング」を中心に、効果的なグループワークとするための手法や実践を全員で考えました。
参加者の人数だけ視点が異なる、グループで活動することで自分と異なる視点に気づく、などプロジェクトWETのアクティビティ実施で意識するとより学びの効果が高くなるのではという検証を行いながら実習を進めました。

グループワーク活性化の手法として、小学校教員の久末俊幸氏を共同講師にお招きし、協同学習の考え方や技法の紹介、プログラムのつくり方についてお話いただきました。


















久末講師によるプログラムデザインのお話。事前準備が肝心ですね。


ゲストスピーカーとして、加藤純子氏((株)マネジメントソリューションズ職員)にお話しいただきました。

加藤氏によるプロジェクトマネジメントのお話。何気なく計画を立てるのではなく、
関連付けてプログラムすることでより意義あるプログラムになると学びました。



本講習会では、各自があらかじめ考えてこられた事前課題を元にし、より良いアクティビティとなるよう、グループ内でアイデアを出し合いながらピアティーチング(参加者同士で講師役・受講者役に分かれて学び合うグループ学習)を実施・体験していただきました。
受講者は事前に、指定アクティビティ(ブルービーズ・8人がひとりのために、ひとりがみんなのために・川を渡る・エネルギッシュな水)とすべてのアクティビティの中から、それぞれ1つずつアクティビティの進行計画を作り、グループごとに2つのアクティビティを選び、ピアティーチングを行いました。
バーチャルウォーターにピアティーチング 水の網を使って水の使用者を結びます。ハンバーガー一個を作るのにつかわれる水をみんなで考えました。



アクアボディー+正しい水分補給+健康を守る習慣のハイブリッドピアティーチング! 体内にある水分はどれくらいでしょうか


参加者からの主な感想
・「失敗」はない。すべては「学び」である。失敗をしても良いから安心できる環境づくり。
・協働学習、対話を通して考えを引き出す。
・小学校の出前授業で実践したい。
・事前準備、イメージトレーニングをしっかり行い、安心できる環境づくり、場づくり、振り返りの大切さを学んだ。

2日間長丁場の中、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
 
次年度もファシリテーター講習会を開催致しますので、参加を希望される方は随時ホームページやメールマガジン「プロジェクトWET news」をご覧ください。

過去のオンライン実施方法・事例についてこちらにまとめています。
 
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