掲載日:2015.12.01
佐鳴湖水環境プロジェクト(プロジェクトWET エデュケーター養成講座)
佐鳴湖水環境プロジェクト(プロジェクトWET エデュケーター養成講座)
2015/12/01
日 程 平成21年6年20日(土)10:00~18:00 ~ 21日(日)8:30~17:30
開催地 佐鳴湖公園北岸管理棟 (静岡県浜松市)
講 師 鈴木康之
今回は、新規受講者13名、ステップ受講者5名、計18名の方が受講した。
受講者の年齢差は50歳を数えて、アクティビティーの選択には、苦慮した。
オリジナルのアクティビティー「河川を汚す生活排水」を実施。財団からエデュケーター養成講座時に提供していただいている冊子、「私たちと水」P30図14の河川を汚す生活排水の排水をカードにして、川に排水を流した場合に、魚に悪影響を与える順番を、参加者がお互いに自己紹介をしながら、合意形成を図り、順番に並ぶというアクティビティーを体験した。生活に密接に関わる排水を活用する事により、河川に与える影響度を再確認すると共に、まとめでは、どうしたら排水を少なくできるかを、話し合いのきっかけづくりとした。
使用したアクティビティーは!
※ブループラネット、雨降って地固まる、限界ギリギリ、驚異の旅、アクアボディー、水のオリンピック,
塵も積もれば、殺人鬼は誰だ、アイデアプール
定番のアクティビティーを実施すると共に、新アクティビティー(試行版)の水系探し、水系管理官の2種類を含めて、12のアクティビティーを実施した。
新アクティビティーは、ピアティーチングで実践していただいた。和訳したばかりのアクティビティーであったが、今回の講習会会場である「佐鳴湖」は、全国ワースト3に入る湖となっているので、佐鳴湖をきれいな湖に取り戻すために、寄与できるアクティビティーを選択した。
2種類のアクティビティーを実践に要した時間は、振り返りの時間を含めて3時間を掛けて、じっくりと取組んだ。
「水系探し」は、専門用語が多くて難しいね? という意見や、1つの河川の水系に他の水系の雨水を流しいれると洪水が直ぐに発生するね! と言うといろんな意見が寄せられた。また、水系探しで活用した流域の地図は、新川を利用した。新川は「佐鳴湖」の中流域に当る湖となっている。地元の河川図を利用する事に、より理解が深まった。
「水系管理官」は、楽しいね!モビールを作る時間に多くを取られてしまうね!水は争いの火種となっているので、水が大切な事がよく理解できる!等々多数の意見が寄せられた。この2つのアクティビティーは、試行版である事を説明して取組んだので、予想以上に盛り上がり、3時間以上もの時間を要したが、疲れを忘れるほど有意義な内容となった。