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掲載日:2015.12.01

平成21年度プロジェクトWETエデュケーター講習会in河川環境管理財団

平成21年度プロジェクトWETエデュケーター講習会in河川環境管理財団

2015/12/01


 
      
   日  程    平成21年6月27日(土)10:00-17:00
   開催地    河川環境管理財団会議室  (東京都中央区)
   講  師    宮尾 博一、清水 晃、菅原 一成    
      
 
当プロジェクトWETジャパン事務局では、毎年職員、関係者の研修としてエデュケーター講習会を開催しています。

今年は当財団大阪事務所の職員が多数参加し、また姉妹プログラムであるプロジェクト・ワイルドの事務局の方々にもご参加いただきました。
東京で行われた講習会でしたが、元気な関西弁が飛び交う大変にぎやかな講習会となりました。

実施したアクティビティは以下の通りです。
○青い惑星、○驚異の旅+○動いている水分子、○塵もつもれば、○水差しをまわそう、●水のオリンピック、●限界ギリギリ、●塩生湿地の生き物たち、●Life Box
※●はピアティーチング(参加者同士で実践しあうこと)で実施したアクティビティ

青い惑星で使用した地球儀は衛星写真をもとにした大変リアルなもので、地球の水と海の割合だけでなく、砂漠化の様子も見て取れました。また、暗くすると都市部などの夜間に光を多く使う地域がほんのり光るという凝った仕掛けがありました。販売先を知りたい方は事務局までご連絡ください。

普段事務局で実施する「驚異の旅」は、ほとんど「1人」で旅をするやり方でしたが、今回はガイドブックに記載されている実施方法に従って忠実に実施しました。「液体」の際には2人1組で移動し、「雲」に蒸発した際は再び「液体」となるまで1人で旅をするというやり方です。2人1組で移動する際には、液体時の分子間の距離を表すために、水色のヒモを手首に通してペアになってもらいました。

また、新学習指導要領で「分子」を扱うのは中学校2年の理科ということもあり、小学生を対象として「驚異の旅」を実施する際には「動いている分子」を先に行って「分子」の概念を理解してもらうことが必要であると考え、今回デモンストレーション的に実施しました。

「水差しをまわそう」では日本の水利権に沿った形でアクティビティをアレンジし、実施しました。(次回のガイドブック改訂では、このバージョンを掲載する予定です。)
河川を専門とする職員が多く、ふりかえりでは非常に有意義な意見交換をすることができました。このバージョンで実施されたいエデュケーター・ファシリテーターの方は事務局までご連絡ください。アレンジ版をお送り致します。

参加者からの振り返りアンケートでは、「教えるのではなく、気付かせるのが大切だと分かった。子どもだけでなく、大人でも楽しめるアクティビティが多かった。」「気付かせること、引き出すことの大切さ、難しさ。日常生活のあたりまえのことを分かりやすく伝えないといけないなと思いました」といった意見がありました。
 
  

  
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