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レポート
掲載日:2024.12.25
2003年より日本での活動を開始したプロジェクトWET。各地域での普及の核となるのが上級・普及指導者である「ファシリテーター」です。
プロジェクトWETジャパン事務局では、年に1度「ファシリテーター講習会」を開催しており、今回で24回目の開催でした。新たに10名の方がプロジェクトWETのファシリテーターとしてネットワークに加わっていただけることとなりました。(全ファシリテーター数:372名)
日程 令和6年12月14日(土)
場所 TKP九段下神保町ビジネスセンター(東京都千代田区神田神保町3-4 柳川ビル 3階)
講師 久末俊幸氏
<講師紹介>
今年度も小学校教員の久末俊幸氏を共同講師にお招きし、協同学習の考え方や各技法の紹介、指導案をふまえたプログラムのつくり方などについてお話いただきました。
<オンデマンド+対面開催>
第24回目となるプロジェクトWETファシリテーター(上級・普及指導者)講習会。
今年度も例年通りの12月開催でしたが、今年は初めて「事前学習としてのオンデマンド講習+対面参加」で実施することによる1日講習となりました。
まず参加者が各自でオンデマンド動画を視聴し、「ピアティーチング」を中心に効果的なグループワークをするための様々な手法を予習しました。
そして講習会当日、対面で実際にアクティビティを体験し、アイスブレイクやグループワークの手法、ファシリテーションで必要なスキル、声がけの仕方など、実践ベースで学びました。
【講習会の様子】
<ピア・ティーチング>
事前課題として参加者には一人1つピア・ティーチングをしていただきました。
今年は参加者11名(フォローアップ1名)と盛況だったため、まず参加者のうち2人が大人数での全体アクティビティ(ブルービーズ、侵入者!)を各自実施し、その後はチーム毎に2部屋に分かれての実施となりました。
自分がやったことのないアクティビティを体験したり、他の方のやり方を見たり、独自のアレンジや工夫を共有する良い機会となりました。
【全体アクティビティ】
【 チーム A 】
【 チーム B 】
・個人学習と集団学習を組み合わせる事で、効果的な学びや協同の関係作りに繋がると感じた
・水について多くの職業や立場によって考え方があることを知った
・フィードバックの重要性を認識した
・物語性をもってアクティビティを作り上げることの大切さを知った
・アクティビティはやってから気づく事もあるので、失敗も経験として生かせる
丸1日の長丁場の中、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
次年度もファシリテーター講習会を開催致しますので、参加を希望される方は随時ホームページやメールマガジン「プロジェクトWET news」をご覧ください。
なお、過去のオンライン実施方法・事例についてこちらにまとめています。