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レポート
掲載日:2023.12.25
日程: 令和5年12月10日(日)10:00~17:00
会場: 筑後川防災施設くるめウス (所在地:福岡県久留米市)
講師: (ファシリテーター)鍋田 康成・國武 のぶ子・吉竹千保・(補助エデュケーター)船田海吏・三笠清治
今年2回目の筑後川中流域・久留米市で行うエデュケーター講習会は今回で通算11回目となり、新たに3名を認定しこれまでの認定者は通算129名となりました。
今回は熊本県から2名、地元久留米市内から1名の計3名の方が受講されました。受講された皆さんは、水に関わる団体や会社の活動を行う中で子どもたちにどう伝えるか、の問題意識をもって意欲的に取り組まれました。講師陣とともにこの日まる1日かけて身近な水について体験しながら楽しく学び合いました。
講師が実施したアクティビティは以下の4つです。
1.雨降って地固まる:自己紹介を兼ねて、水に関することわざを絵にかいて、お互いに当て合いしました。
2.青い惑星:地球儀ボールを投げ合うことによって、地球上の海と陸の割合を簡単に知る方法を学びました。
3.水リンピック:コップに水を満たしてクリップをいくつ浮かべられるかの競争を行い表面張力を体験しました。
4.驚異の旅:サイコロを投げて自分が水の分子になって動き回ることで、水の循環を体感しました。
昼食をはさんで午後からのピア・ティーチングでは、受講者が3チームに分かれてお互いに講師役となってアクティビティを実践し、その結果を評価し合いました。実施したアクティビティは次の3つです。
5. 塵も積もれば:川沿いの町の開発計画を描いて、そこから出るゴミや汚染物質の行く末について話し合いました。
6. 大海の一滴:地球上の水のうち、私たちが使える水はわずかであることをわかりやすく伝える方法を学びました。
7.私の水アドレス、行動を起こせ:、身近な場所の水害リスクと、非常時に必要なものが何かを話し合いました。
さいごに修了書を持った新・エデュケーター3名と講師陣名による記念撮影です。
受講者からは、
1.充実した1日となった。
2.ファシリテーター、エデュケーターの方たちが頼りになった。
3.自分で考えることの大変さが分かった。
4、聞く側のことを考えて説明することが必要だと感じた。
5、受講できて良かった。前向きな気持ちでボランティアに取り組めます。
6、やはり回数を経験することですね。
7、これから資格に終わらず取り組んでいきたい。
・・等の感想をいただきました。