NEWS

積雪量はまだ少ないものの、気温が低い中での開催となったエデュケーター講習会in 酪農学園大学には、講師とスタッフ2名と大学1～4年生の9名が参加しました。参加者は、大学内の環境教育ボランティアサークル学生、水や自然に興味を持っている学生からなり、各々水に関する知識を実践的かつ対話的に身につけることや、水に関する環境問題を知る，講習会で得たことを活かせるようにしたい等の目標を持って参加されました。体験・実践したアクティビティは、青い惑星、驚異の旅、ハンプティ・ダンプティ、水差しをまわそう、ジョン・スノー博士とコレラマップ、水の監査、迷水、水リンピックでした。

開始当初は顔見知りのグループで分かれていましたが，アイスブレイクを兼ねたアクティビティにおけるグループ内での相談や発表を通じることで、初めて会った参加者同士でも話せるようになりました。ピアティーチングの準備では学年の違いを気にすることなく、綿密な打合せと、アクティビティのリハーサルをしていました。ピアティーチングの実践では、与えられた時間の中で役割を交代しながら、受講者に問いかけをおこなうことで意見の引き出しと学習目標の理解の程度を確認しつつ、笑顔で楽しく学びを分かち合うことができました。最後の振り返りでは、慣れないピアティーチングの組立や実践に苦労したが、今回の体験を通じ、プロジェクトWETエデュケーターとして今の環境を周りの人に知ってもらい、大学外でアクティビティを実践してゆきたい、との前向きな感想がありました。