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【レポート】プロジェクトWETエデュケーター講習会in筑後川-7

日程: 令和2年12月13日(日) 10:00~17:00
会場: 筑後川防災施設くるめウス(福岡県久留米市)
講師: 鍋田 康成・工藤 祐子・國武 のぶ子・倉吉 孝道
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九州最大の河川・筑後川中流域にある福岡県久留米市で行っているエデュケーター講習会も今回で7回を数え、いままで認定したエデュケーターの数も延べ106名となりました。
この講習会は当初9月に予定していましたが、コロナ禍のために延期して12月開催となりました。会場では6名の受講者が2つのグループに分かれて、4名のファシリテーターの指導のもと、水について体験しながら楽しく学びました。
今回、参加者には事前に「新型コロナウィルス感染拡大防止のための確認事項(健康状態チェックリスト)」を送り、署名して当日提出していただき、さらに消毒、検温、換気、机上のスクリーン設置など基本の感染対策をしっかりと行い、アクティビティは道具の共有や体同士の接触がなるべく少ないものを選んで実施しました。

写真①:受付で消毒、検温


最初に主催者あいさつ、講師ファシリテーターの紹介を行った後、さっそくアクティビティを開始しました。

写真②:主催者挨拶、ファシリテーターの紹介


講師が実施したアクティビティは以下の4つです。
1.雨降って地固まる
2.青い惑星
3.ハンプティダンプティ
4.驚異の旅

写真③:雨降って地固まる


1つ目のアクティビティ「雨降って地固まる」では、2人一組で自己紹介を兼ねて、水に関する格言やことわざについて一人ひとり付箋紙にその絵を描いて、それを当てあいました。

写真④:青い惑星


青い惑星:地球が印刷された風船を投げ合って、受け取った人の指が海か陸のどちらを指しているかで、その比率を見てみました。投げあう回数が多いほど、「海:陸=7:3」に近づきました。地球の表面積に占める海と陸の比率を簡単に知る方法があることを体験しました。

写真⑤:ハンプティダンプティ


ハンプティダンプティ:自然の風景や、植物、生き物などの写真をバラバラにしたものをパズルのように再び元の写真に組み立て直すことを、グループ毎に時間を計って競い合いました。難しいものや易しいものがあり、組み立て直すのになぜ時間がかかったか、なぜ易しかったかについてみんなで考えました。一度壊された自然環境を元に戻すには時間がかかること、何か手がかりがあれば元に戻しやすいことを体感しました。

写真⑥:驚異の旅1


写真⑦驚異の旅2


驚異の旅:参加者がサイコロを投げて、水の分子になりきって、地球上のあらゆるところを姿かたちを変えて旅していることを体験しました。そして自分がどのような旅をしたのかを、ホワイトボードにその旅の過程を表示してみんなに説明しました。子どもたちが「水の循環」や「水の三態」を分かり易く学ぶのに最適のアクティビティを実感しました。

写真⑧:ピア・ティーチング


午後からのピア・ティーチング(参加者の1グループが講師役となり、他のグループに対してアクティビティを実践しその結果を評価しあう実習)で実施したアクティビティは以下の2つです。ガイドブックを読み込んで、アクティビティの選定から、準備完了まで約2時間強の時間をかけ、熱心に話し合い役割分担して初めての実施に臨みました。
5.大海の一滴
6.アクアボディー

写真⑨:大海の一滴1


写真⑩:大海の一滴2


大海の一滴:私たちが飲み水として必要な水の量は、地球上に存在する水の内ごくわずか、ということを台所用品を使って実感として学びました。そのわずかな水を地球上の全生命が分け合っている、ということをわかりやすく子どもたちに伝えるにはどうしたらいいか、参加者は真剣に取り組んでいました。

写真⑪:アクアボディー


アクアボディー:人のからだに含まれる水分の量について学びました。大人のからだ全体では「ほぼ60%」といいますが、年齢によって水分量は違います。また、臓器によっても違いがあることを学びました。これを子どもたちに伝えるには、わかりやすいいろいろな工夫が必要なことも知りました。

写真⑫:集合写真


新・エデュケーター5名とフォローアップ参加者1人、スタッフ(ファシリテーター)4名による記念撮影です。写真の中で、指でw字を表しているのはプロジェクトWETの「w」を表します。今やこの講座の恒例になりました。

今回はコロナ禍にもかかわらず、水に関する職業の方4人、久留米大学の学生2人、計6人の方が意欲的に受講、終了され、今後それぞれの立場で「水の教育」のリーダー、指導者として活躍されることと思います。
また、私たち地元のファシリテーターは、今まで行ってきた自主研究会において、さらに子ども向けアクティビティの研究開発を進め磨きをかけていき、地域の様々な場面でプロジェクトWETの活動を推進していきたいと考えます。
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