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掲載日:2015.12.02

プロジェクトWETエデュケーター講習会in岐阜

プロジェクトWETエデュケーター講習会in岐阜

2015/12/02


 
      
   日  程    平成19年8月19日(日)10:00-17:00
   開催地    国土交通省水辺共生体験館  (岐阜県各務原市)
   講  師    宮尾博一    
      
 
 (財)河川環境管理財団名古屋事務所の主催で、岐阜県各務ヶ原市の国土交通省水辺共生体験館にて開催しました。国土交通省職員が7名参加してくれて、参加者が合計24名限界ギリギリの盛大な講習会になりました。

 アイスブレークは「雨降って地固まる」。自分の書いた絵が一発であたると絵のセンスが評価されたようで単純に嬉しいようですね。絵の裏側には自分が生まれた所の川、現在住んでいる所の川、好きな川を書いてもらって、自己紹介のネタにしてもらいました。

 アクティビティは、「驚異の旅」、「塵も積もれば」、「殺人鬼は誰だ」です。「塵も積もれば」では、スーパー堤防のような治水対策を考慮した開発がなされたのは流石ですが、点源汚染、非点源汚染の話へ及んで皆さんびっくり。「殺人鬼は誰だ」では、歴史上の事実を使って面白く物事を教えるやり方に感心していました。

 WETの概要説明では、通常のパワーポイントの説明に加えて、特に、国土交通省としてもアメリカからの導入に積極的だったことや、河川や水の行政に携わる人、管理に携わる人にとってWETは大変有効な教育ツールであることを強調しました。

 ピアティーチングの候補としては、物理・化学グループからは「水のオリンピック」、地球構造・体系グループからは「地下水を知ろう」、天然資源・災害グループからは「色変わり」、水資源管理グループからは「限界ギリギリ」、社会構造グルーフからは「水のジレンマ」を用意しておき、4班で4つ選んでもらいました。今までこのような活動をしたことのない方々がほとんどにもかかわらず、みなさん短時間の中での準備と発表をされた成果をみると今後が期待できます。

 参加者からは、想像していたよりレベルが高くて内容的にも高度だったとの感想をいただきました。また、「地下水を知ろう」のようなアクティビティでは、内容的にも勉強になったとのご意見もいただきました。
 行政が行なう河川の教育活動にも、もっとWETが活用されることを期待したいものです。
 
  

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