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レポート
掲載日:2025.12.18
2003年より日本での活動を開始したプロジェクトWET。
各地域での普及の核となるのが上級・普及指導者である「ファシリテーター」です。
プロジェクトWETジャパン事務局では、年に1度「ファシリテーター講習会」を開催しており、今回で25回目の開催でした。新たに10名の方がプロジェクトWETのファシリテーターとしてネットワークに加わっていただけることとなりました。(全ファシリテーター数:382名)
日程 令和7年12月13日(土)
場所 TKP九段下神保町ビジネスセンター(東京都千代田区神田神保町3-4 柳川ビル 5階)
講師 久末俊幸氏

① 講師紹介
今年度も小学校教員の久末俊幸氏を共同講師にお招きし、アイスブレイクも交えて協同学習の考え方や技法を紹介いただきました。

② 講習会の様子
前年に引き続き、「事前学習としてのオンデマンド講習+対面参加」の形式で1日講習を実施しました。
各参加者は事前にオンデマンド動画を視聴し、「ピア・ティーチング」を中心に効果的なグループワークをするための様々な手法を予習しました。そして講習会当日、各自が用意したアクティビティを対面で実施し、アイスブレイクやグループワークの手法、ファシリテーションで必要なスキル、声がけの仕方など、実践ベースで学びました。
< 自己紹介・アイスブレイク >
初対面ともあり、最初はぎこちなく自己紹介をされていた皆さん。
アイスブレイクやアクティビティを通じて互いに交流を重ねるうち、だんだんと積極的になり、表情もどんどん明るくなっていきました。




< ピア・ティーチング >
講習会では「ピア・ティーチング」(※)として、一人1つアクティビティを実施していただきました。
去年に続き、今年も10名(フォローアップ1名)と参加者が大勢いたため、メイン会場にて2グループとも参加する「全体アクティビティ」と、2部屋に分かれての「個人アクティビティ」をそれぞれ実施。
最後に全体アクティビティとして「流域探し」を実施いただき、充実したピア・ティーチングの時間となりました。
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~ 流れ ~
全体 :水差しをまわそう①、ブルービーズ、塵もつもれば
各部屋:【グループA】水リンピック、驚異の旅、水差しをまわそう②
【グループB】色変わり、川を渡ろう、私の水アドレス,行動をおこせ!
全体 :流域探し
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【 A グループ 】






【 B グループ 】








大人数用、少人数用のアクティビティをどちらも実践・体験ができ、やったことのないアクティビティを知ったり、他の方のやり方を見たり、独自のアレンジや工夫を共有する良い機会となりました。
また、講師からの講評に加え、参加者はお互いにフィードバックを行い、参加者として「体験」するだけではなく、自身が今後ファシリテーターとして受講者に声かけやアドバイスをする練習をしました。
・ファシリテーターとして、どの様な視点でアクティビティを見るか
・受講者に対してどんなアドバイスをするか
・自分の感想や良いと思った所をどう伝えるか
「批評するだけではなく、前向きに褒める」
簡単なようで難しい事ですが、参加者の皆さんは始終自然に褒め合い、発表の最後は拍手でしめくくったりなど、ファシリテーターとして必要なスキルを自然に体得しておられました。
たくさんのアクティビティを経験したピア・ティーチング。
1人1人が全力でやり切り、達成感も学びも充実した時間となりました。



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※ピア・ティーチング(peer -仲間- teaching)
「参加者が教師役となり、他の参加者に対してアクティビティを実践し、その結果を評価しあうこと」
誰かに教える、その結果をフィードバックしてもらう、ということを前提とした実習。
プロジェクト WET では、アクティビティの実践経験を身につけられるようピア・ティーチングを取り入れています。
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③ 参加者の主な感想 (抜粋)

・講師からのアドバイス、参加者からのコメントは貴重なものでした
・協同学習の意義やテクニックを学ぶことができました
・楽しく安心できる雰囲気で講習会に参加できました
・色々な場所にファシリテーターがいて、様々なアクティビティがあるのが素敵だと感じました
・創意工夫をしアレンジされているのを見て、テキストだけからでは分からないことを学べました
・他の人が選んだアクティビティを体験すると、非常に吸収しやすくなりました
・同じアクティビティでも、地域への愛や個人の経験によってアレンジできる楽しさを再認識できました
丸1日の長丁場の中、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
次年度もファシリテーター講習会を開催致しますので、参加を希望される方は随時ホームページやメールマガジン「プロジェクトWET news」をご覧ください。
なお、過去のオンライン実施方法・事例についてこちらにまとめています。