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【レポート】プロジェクトWET(Water Education today)エデュケーター講習会inたきかわ(2021)

日程: 令和3年6月27日(日)9:00~16:30
会場: 滝川地区地域防災施設(川の科学館)(北海道滝川市)
講師: 森井 智江
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教職を目指す大学生15名を対象に講習会を実施した。
1、アイスブレイク「青い惑星」
 同じクラスの学生で顔見知りであったため、出身地などの簡単な自己紹介の後、「青い惑星」を行った。声をかけてボールを投げ合うことで緊張もほぐれ、楽しい講習会になることが予想された。

2、アクティビティ「驚異の旅」「殺人鬼は誰だ?」「Life Box」「塵も積もれば」
 「驚異の旅」は自然界の水の三態を分かりやすく体験できるアクティビティであることを伝え実施した。「どこからスタートすると良いでしょう?」の質問では、植物や海は行き場が少ないことに気づいた学生がいた。実際に行ってみると、サイコロで行き場を決めるというのは気体・液体・固体の姿を決めることであり、遊びながら水の循環に気づくことが出来るので、うまくできているという感想が出た。「水は自分の意志で行き場を決められるでしょうか?」という問いに天候や気温などが要因となるが太陽エネルギーの影響が大きいことにも気づいていた。

 「殺人鬼は誰だ?」では、水の特性について深く考えることができた。「Life Box」では、小学校5年の理科の導入に使いたいという学生がいた。土と水、空気、光はすぐに気づくが、小学生にどうすれば温度に気づいてもらうかが話題になった。「塵も積もれば」では、何かの施設を作れば、必ず、水の汚染が問題になるので、浄水場などの処理施設があれば大丈夫という意見がでた。筆記用具や文具を渡していく活動を通して、下流にしわ寄せが行き流域で考える必要性を実感していた。これらのアクティビティでは、学生自身が今まで知らなかったことを知るきっかけになり勉強になったという感想が多数あった。


3 ピアティーチング
 「水差しをまわそう」「正しい水分補給」「四季の家」「8人がひとりのために、ひとりがみんなのために」の4つを行った。教材なども工夫して、教師役と生徒役で実施した。1年生は、語りかけるような話し方や分かりやすい説明にはまだ不慣れで、長々と解説調になってしまうことを反省していた。
 振り返りでは、15人が必ず発言するように仕向けた。「点数や評価は無いよ」の一言で、沢山の意見や感想が出た。「やってみるとより多くのことが分かる」「やった後に考えさせる方が分かりやすい」などの感想がでた。「8人がひとりのために、ひとりがみんなのために」では、やや難しいアクティビティをゲーム感覚で楽しんでいた。

4 講習会を終えて
 概要説明パワーポイント中のアクティビティを行うことでプロジェクトWETについての説明が容易になった。ボリュームあるテキストなので、読む時間を十分に取ってからピアティーチングにつなげた方が良かったと思った。班ごとに活動したので話し合いの時間も十分に確保する必要があると思った。今回も意欲的な参加者が多く、今後ボランティアとして来館者に指導し活躍してくれることに期待が持てると感じた。
 
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