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【レポート】プロジェクトWETエデュケーター講習会 in たきかわ

日程: 令和元年11月23日(土)9:00~17:00
会場: 滝川地区地域防災施設(川の科学館)(北海道滝川市)
講師: 森井 智江
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教職員5名と教職を目指す大学生4名を対象に講習会を計画した。(教職員1名はフォローアップ)

1、アイスブレイク「青い惑星」アクティビティ「殺人鬼は誰だ?」「塵もつもれば」「Life Box」「驚異の旅」

 自己紹介の後、「青い惑星」を行った。大学生が参加者の名前をすぐに覚えて声かけしながらボールを投げ合ったので記憶力の良さに先生方から驚きの声が上がり、緊張もほぐれ、楽しい雰囲気で講習会を始めることができた。
 
「青い惑星」

 「殺人鬼は誰だ?」では、小学生なら「腐った肉」が犯人だと言うかも知れないね…など、楽しみながら推理することができた。
 
「殺人鬼は誰だ?」
 
「塵もつもれば」では、それぞれが書いた絵や図に世代が表れていることや、土地利用や人工の構造物はどれも汚染源になることが分かりやすいと好評だった。

「塵もつもれば:自分の描いた土地利用が河川環境にどう影響するかを話し合います」
 
「Life Box」では、小学校5年の理科の導入に最適であることや発芽に必要なもの、成長に必要なものなどにも工夫できるという意見も出された。
「Life Box:土と水はすぐに分かります。大学生と先生が一緒になって考えます」


「驚異の旅」は自然界の水の循環を分かりやすく体験できる内容であることを伝え実施した。シールを使ったので、旅の経過がわかり、低学年にも使え学習の振り返りに最適であるという意見があった。「水は自分の意志で行き場を決められるでしょうか?」という問いに太陽の熱が影響することにも気づくことができた。
これらのアクティビティでは、今まで知らなかったことを知るきっかけになり勉強になったという感想や分かっていることでもどのように気づかせるかで参考になったという意見が出された。参加者からは、自分自身が今まで水環境に対して無関心であったことを反省する意見も多数あった。
 
「驚異の旅:旅した場所を交流します。十人十色の旅物語ができました」


2 プロジェクトWET概要、テキストの内容、時間配分等について
 パワーポイントで説明したが、受講者がテキストを十分に読む時間やアクティビティーを選ぶ時間が少なかった。


3 ピアティーチング
 「水のババぬき」「8人がひとりのために、ひとりがみんなのために」「選択と好み」「名探偵」「水のジレンマ」「健康を守る習慣」の6つを行った。

大学生は、先生方のアクティビティから、語りかけるような話し方、分かりやすくかみ砕いて話す話術のようなことを学んでいた。4人の大学生には、出来れば一人で行うように仕向けた。教員を前にし、始めは緊張していたが、徐々に臆することなく堂々と教師役をこなす様子が見られ、先生方からは、優秀な学生だとほめられて喜ぶ場面が見られた。

先生方が行った「水のババぬき」では、ルールを工夫し同じ三態同士ならカードの絵が違っても合わせられ、汚染物質はワイルドカード2枚と合わせられるというルールで行った。
 
「水のババぬき」

「8人がひとりのために、ひとりがみんなのために」では、河川管理者とマスメディアしか声を出すことができないというルールにし、実際の場面では臨場感に溢れ命を守るために真剣に仕事をしていることなども付け加えてまとめていた。単なるゲームや遊びに終わらせないように工夫し、さすが先生方!と思う場面が随所にあり、とても有意義で内容の濃い講習会になった。

「8 人がひとりのために ひとりがみんなのために」
 
 
「選択と好み:水利用の優先順位を交流します」

「名探偵:病気の症状に大ウケしています」
 
「水のジレンマ:人間性が試されるかも…」
 
「健康を守る習慣:童心に返って鬼ごっこ」

今回の講習会では、大学生と教員が混ざるようにグループ分けをした。
大学生からは、模擬授業や教育実習で活かせるものを学べたとの感想。
また教員からは、若い感性から刺激を受けたとの感想を頂いた。
この講習会で改めて「プロジェクトWET」が学校現場で有効なアクティビティが満載だと実証できたので、もっと先生方に普及をしていきたい。

エデュケーター講習修了書を手に笑顔!
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  • Project_WILD
  • ERIC 国際理解教育センター