掲載日:2015.12.02
プロジェクトWETエデュケーター講習会in江の川
プロジェクトWETエデュケーター講習会in江の川
2015/12/02
日 程 平成19年8月4日(土)9:00~17:30
開催地 国土交通省中国地方整備局三次河川国道事務所 (広島県三次市)
講 師 佐藤 崇之
広島県から島根県へと中国山地を突っ切って流れる江の川では,「江の川文化圏会議」が設立され,自治体の個々の取り組みのみではなく,より広域的な連携が行われています。
その中で,「流域の自然・歴史・生活文化を活かした地域づくり」や「環境との共生と地域の活充」をめざし,サミット,ワークショップ,自然体験教室などが実施されています。
その一環として催された今回の講習会では,江の川流域の住民を中心としたさまざまな方の参加があり,アクティビティを体験するだけでなく,アクティビティの使用方法への積極的な提案や活発な意見交換が行われていました。
実施したアクティビティは以下の通りです。
1.アイデアプール,2.驚異の旅,3.ハンプティダンプティ,4.塵もつもれば,5.大海の一滴,6.水のオリンピック,7.重大な過ち,ピアティーチング(8.アクアボディー,9.通り抜けます,10.殺人鬼は誰だ)
「ハンプティダンプティ」は,“パズルの元の絵を見ながら(小さな災害と人の記憶有り)”と“他のグループのパズルを元の絵無しで(世代の経過)”で,パズル完成にかかった時間を比較すると,分かりやすい結果が得られました。
「水のオリンピック」では,アクティビティの後で,あるテレビ番組でやっていた,特定の接着剤を水に一滴垂らすと現れる不規則な動きを観察しました。オリンピックにちなんで,シンクロナイズド・スイミングと名付けました。まだ時間がかかりそうですが,いずれは競技にしたいと考えています。
また,ピアティーチングでは,各グループでさまざまな工夫をしつつ,その背景や原理となっているものを,しっかりと指導の中に取り込んでいるのが印象的でした。