レポート
レポート
プロジェクトWET エデュケーター講習会in中州
2015/12/02
日 程 平成19年7月20日(金)13:00~20:00
開催地 マリンホテル新館会議室 (福岡県福岡市)
講 師 中山 尚
(1)雨降って地固まる
プロジェクトWETとは、を具体的に説明していない段階であったため、ギクシャク感は否めないが、ワークショップ等の担当者はすぐに要領を得たようだった。慣用句の意味がわからない人もままいて、人数に応じて、慣用句を吟味する必要を感じた。
(2)プラネットアース、大海の一滴
大海の一滴をわかりやすくするために、プラネットアースとつなげて紹介した。地球の面積比はほとんどの人が知っていたが、水の量は全員が知らなかった。どうすれば水の量を測れるのか?という問いがあった。私の苦手なアクティビティの一つ。
(3)驚異の旅
ほとんどの人が、水循環は雨⇒川⇒海と理解していたが、水の旅を通じて水の居場所を知ってもらうことができた。大人にする場合は、ビーズが無くても十分と感じた。新しい記録シートが使いやすくてよかった。
(4)殺人鬼は誰だ?
職業柄か、一番盛り上がったアクティビティのひとつ。進め方をグループに任せたため、推理の過程を議論するグループと、一緒に一つ一つを解決するグループとがあり、プロセスを見るだけでも楽しめた。
(5)チリも積もれば
これも盛り上がったアクティビティ。汚染源には参加者自身で積み木を置いてもらった。開発の絵は自由にしたため、個性あってよいのだが、まとめにくかったため、次回は、サンプルを示すことも検討したい。
(6)ピアティーチング(ハンプティダンプティ)
これも仕事柄か、自然の保全と再生(ミチゲーション)としての説明は上手く、過去の状態、再生のための手がかり、など、ほぼ目的どおりのアクティビティを実施できた。
(7)ピアティーチング(水のオリンピック)
ゲーム形式で楽しくできたが、最後のまとめ方が難しいことに気づいてもらうことができた。また綱渡りはなかなか上手くできないこともあって、日ごろからの練習が必要と感じた。
(8)ピアティーチング(水の住所)
問題をつくるところから、各グループにさせ、互いに問題を出し合う活動として実施した。よいアイデアだったと思う。
ただ、所要時間20分を大幅に超えたことが惜しまれる。
※総括
約半年振りの講習会だったため、なかなか要領を得ず、私自身のスキルアップを痛感した。また、私自身のアクティビティ数が増えていないため、定番のもの以外を習得する必要があることを感じた。
内容としては、最初は時間を気にする参加者が多かったが、だんだん盛り上がって、全員が熱中してくれたことが、もっとも良かったことだと思うし、この講習会の評価だと感じている。
今後は、ぜひ子どもたちに対して実施する機会を得て、今回の資格取得者が実践できればと思う。




