掲載日:2015.12.02
プロジェクトWETエデュケーター講習会in吉野川局
プロジェクトWETエデュケーター講習会in吉野川局
2015/12/02
日 程 平成20年2月15日(金)9:00~17:15
開催地 独立行政法人水資源機構吉野川局 8階会議室 (香川県高松市)
講 師 伊野 広紀
今回は、四国三郎で有名な吉野川流域における早明浦ダムを中核として7事業が完成、約30年管理している水機構職員の内部研修という形で、施設説明、出前講座及びイベント等に役立つよう講習を行いました。(参加者は早明浦ダム1、池田ダム6、香川用水6、旧吉野川河口堰2、吉野川局5計20名及び既エデュケーター2、事務局1の講師を入れて合計24名)
アイスブレイクでは、お互いの手をとりあって親近感を高めてもらい、自己紹介では、水に関する方言などを知り、肩の力も抜けてきました。
今回実施したアクティビティは、吉野川流域のダム・水路・堰と多様な水資源開発施設の施設説明に加え、地球の水から流域を考える始点に重点を置き、河川を管理することは、とても重要で秩序を持って開発された水の存在が貴重であるということが、子供達に伝えられるように構成させていただきました。
青い惑星→大海の一滴→驚異の旅では、水の量、循環(HPよりダウンロードし作ってみました)、貴重な水資源である量的視覚として水槽に氷を浮かべたり、そういった道具が無い場合でも紙で大海の一滴が出来るよう皆さんにやってもらいました。
水差しを回そうでは、当機構も吉野川水系水利用連絡協議会のメンバーでもありますので、水の使用者になりきって豊水時との比較で渇水時のまさしく渇水調整会議を実演してもらい、河口まで水が流れた結果は見事でした。
また、受講者から「子供達に本当に伝わったのか不安」という意見がありましたが、ピアティーチングでは、アクアボディー→ハンプティ・ダンプティ→水のオリンピック→限界ギリギリを実演することで、身体で感じ、また、ふりかえりにより良かった点、悪かった点ををおさらいし確認し合うことでこの不安は、まず無くなり「楽しく学び」気づくことの大切さを痛感していた様子で、今後の活動にこのWETを活かしたいとみんなの意欲が感じられました。