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掲載日:2015.12.01

福岡県環境教育学会第22回例会 プロジェクトWETエデュケーター講習会

福岡県環境教育学会第22回例会 プロジェクトWETエデュケーター講習会

2015/12/01


 
      
   日  程    平成22年1月23日(土)9:00 ~ 17:00
   開催地    近畿大学 産業理工学部  (福岡県飯塚市)
   講  師    中尾 明子、高橋 幸子    
      
 
 当日の参加者数は、27名。このうち、環境教育学会を中心とした一般参加者が13名、大学生が14名であった。班構成は、男女比、学生と一般の比、世代比等をできる限り同じになるように配慮した。

 午前9時から午後5時までの長丁場であったので、できるだけアクティビティの間合い等にゆとりをもたせることで、参加者同士が自然とコミュニケーションとれるようなチャットタイム(茶菓あり)を設定した。また、会場は、ロビー(広いスペース)と実験室を使用し、アクティビティによって使い分けをした。

 まず、アイスブレイクである「雨降って地固まる」でスタート。ことわざを絵にして相手に伝えるというこのアクティビティは、冬の早朝の沈黙を一気に吹き飛ばし、会場を笑顔の春にかえた。次に、「驚異の旅」を行った。事後のアンケートでは、一番人気のあったアクティビティである。続いて、今回初めて取り組むアクティビティ「お腹いたくない?」を実施。2本続けて、体を動かすものを配置したことで、参加者はすっかりリラックスした雰囲気となった。午後の「ドブに捨てられるお金」も、初めて取り組んだアクティビティである。各班では、測定や、計算にチームワークのよさを発揮していた。

 最後にピアティーチングに取り組んだ。事後のアンケートによると、ピアで、実際に自分達でアクティビティを考えたり仲間と活動することの楽しさと、自らが表現して相手に伝えることの難しさの両方を講習会の場で体験できたことが、特によかったという声がいくつも寄せられた。

 全体を通して、参加者の皆さんが、あらゆる場面で臆することなく主体的に取り組んでいただいたおかげで、大変和やかで楽しく、その上スケジュールも滞りなくスムーズな運営ができたことに感謝したい。ファシリテーターとしても、参加者の皆さんから多くのことを学ばせていただいた。特に、初めて取り組んだアクティビティでは、アドバイスや改善点の指摘をいただくことができ、トライしてよかったと思う。

 さらに付け加えて、講習会における大学生の参加には、いつでも明るさとエネルギーと楽しさを与えていただき大変嬉しいのだが、特に今回はWETの紹介の話の中のプロジェクトワイルドにも、興味をもってくれて、積極的にアプローチしてきた姿は、なかなか頼もしかった。
 
  

  
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