第15回日本ジャンボリー
2015/12/01
日 程 平成22年8年2日(月)~7日(土)
開催地 静岡県立朝霧野外活動センター (静岡県富士宮市)
講 師 鈴木康之、建部彰一 他
1.大会概要
1、名 称 :第15回日本ジャンボリー
2、テ ー マ :[世界に向って でっかく羽ばたけ!]
3、目 的 :青少年が、世界文化遺産登録を目ざす霊峰富士山麓の豊かな自然の中で、キャンプ生活を通じて相互理解と協調性を養うとともに、様々な活動、とくに環境や健康の諸問題に関するプログラムをとおして持続可能な社会を共に考え行動する機会とします。
4、開催期間 :平成22年8月2日(月)~8月8日(日) 6泊7日
5、主 催 :公益財団法人ボーイスカウト日本連盟
6、事業補助 :文部科学省、静岡県
7、開催場所 :静岡県富士宮市「朝霧ジャンボリー」ほか
8、参加人員 :ボーイスカウト及び指導者 約35,000人
2.実施概要
1、活動ブース:地球開発村
コンセプトは、「未来」「理解」「共有」「共生」を、現代の世界が直面する地球規模の諸問題について理解し、こうした問題に対して自分たちが何をできるかを考え、行動に結びつける手法を身につける為の、環境体験を実施。
2、実 施 日:平成22年8月3日・4日・6日・7日 4日間
3、実施時間:午前( 9:00-12:00) のうち 15分×4アクティビティー×10回
午後(13:30-16:30) のうち 15分×4アクティビティー×10回
4、対 象: ブースを訪れた小中学生等に実施
5、人 数: 各回8人~24人
6、実施アクティビティ
※プロジェクトWET(ブループラネット、アクアボディー、驚異の旅、ハンプティー・ダンプティー 他)
※プロジェクト・ワイルド(すばらしき要素、渡りはつらいよ、つながり発見!生息地、オー・ディア! 他)
※プロジェクト・ラーニング・ツリー(教室の中の世界探検と木のある所 )
7、実施場所:地球開発村テーマブース(テント5.4m×3.6m 2張 芝生広場5m×10m 2箇所)
8、スタッフ: 東は東京都~西は岡山県から14名のファシリテーター並びエデュケーターが協力
『工夫した点』
・異なる3種のプログラム(アクティビティー)の活用で、3つがつながるように工夫した。
・1回の体験が、目標15分で導入・本編・まとめを行うために、備品等の準備を行った。
・ハンプティー・ダンプティーは、身近な自然環境の写真として、富士山パズルを5種類・トンボ・雷鳥・海・川・姫路城の計5種類で、合計10種類のパズルをマグネットシールで作製して、自然界の復元を体験していだいた。
・オー・ディア!は、周りの注目を集めてブースに興味をもっていだ為に活用すると共に、1班は8名で回ってくるので、子供達が列をなした場合に実施すると共に、生物にとって大切な3つの要素を伝えるために使用した。
・驚異の旅は、1人でも体験できるアクティビティーなので、一般来場者向けに実施。
・体験者にはオリジナル缶バッチを配布した。
・他のブースでは、体験を主体とするブースでは無いので、体を動かすアクティビティーを使用した。
・害虫(ブヨ)がいるので、蚊取線香を常時6個設置していた。
『体験者の感想』
・他のブースと異なり、内容が深く、楽しく体験が出来た。
・自然を開発する際には、現在の環境に注意を図るようにしたい。
・生物が生きて行くためには、3つの要素が適切に整っている事が大切だ。
・その他
『感想』
・スタッフに関しては、3つのプログラムを一緒に実施する場合は、常時8名のスタッフ(4日間で延べ32名)が必要である。
・今回の会場は高地となっており、平地比較すると10℃前後外気温が低く推移していたので、比較的運営に関する付加は、少なかったと思われる。しかし、ブヨ等の有毒な害虫(人にとっての害虫)が浮遊しているので、害虫対策に注意を図る必要がある。
・組織として大きな自信につながった。