生きもの万歳!

楽しいぞ、岸壁採集

2022/03/28 レポート

■助成番号
2021-6111-001

■活動種別
その他

■実施場所
平塚海岸

■実施期間
2月26日(土)

■実施団体
NPO法人 暮らし・つながる森里川海(呼称:湘南いきもの楽校)

■代表者
臼井 勝之

■本文
「森と海はつながる」をコンセプトに平塚新港の岸壁採集(海のお魚調べ)を楽しんでいます。
今回は講師の先生がお休みのため、図鑑と首っぴきの調査となりました。
入門者であることに加え、稚魚は同定(種類の識別)が難しく、電話で先生にお聞きするなど、四苦八苦しました。
「あれかな、これかな」と図鑑やネットを見ながらの調査は、なかなかに楽しく、特徴を把握しますので、種名が頭に残ります。
大好評で、4月、5月も継続実施することになりました。

岸壁採集は平塚市漁業協同組合のご支援で開催しています。
調査の時間帯は満潮時。干潮時は網が水面に届かず、ちびっ子は採集できません。
子どもたちの安全管理は保護者が責任を持って実施。ライフジャケットは必着です。
アイゴやゴンズイなど、危険な生きもののチラシを配り、安全管理を徹底しています。
そうそう、写真撮影も大切です。
今回も、後日、講師の先生に同定していただきました。おかげで、間違いを発見することができました。

*捕獲できた生きもの(11種)
アメフラシ(たくさん)、イソスジエビ(多い)、イソギンポ、ボラ、アユ、カゴカキダイ、サツキハゼ、アカオビシマハゼ、イダテンカジカ、
イボニシ(貝)、ハコフグ(目視)

※この日、自然探偵力を磨いた人たち:子ども21、大人20、スタッフ2人=合計43人

■写真1

熱中!平塚新港・岸壁採集。40名を超える参加者で賑わいました。

■写真2

アカオビシマハゼ
図鑑と首っぴきで同定にチャレンジするもよくわからず。
いつも指導していただいている手良村先生に電話でhelp me!何とか識別に至りました。

■写真3

アメフラシの群れが藻の中にたくさんいました。

■写真4

カゴカキダイの稚魚

■写真5

最後までわからず。手良村先生に見ていただいところ、「サツキハゼ」でありました。

■写真6

現地ではカエルウオと思いましたが、イソギンポの間違いでした。カエルウオは背びれが二つにわかれているとのこと。

■写真7

最後はこれ。オタマジャクシのような小魚は?
ウナギ調査でお世話になっている工藤先生に伺ったところ、イダテンカジカの浮遊期の稚魚と思われるとのこと。
もう少し大きな緑色の稚魚が数匹捕獲できました。
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