人と生き物をつなぐ昆虫標本づくり教室

2021/07/07 レポート

■助成番号
2021-6111-001

■活動種別
その他

■実施場所
馬入水辺の楽校

■実施期間
2021年7月4日(日)

■実施団体
NPO法人 暮らし・つながる森里川海(呼称:湘南いきもの楽校)

■代表者
臼井 勝之

■本文
僕らが子供の頃、男の子は昆虫標本づくりに熱中した。それは今も同じだ。
この日、教室には7人の虫めずるちびっ子が集まった。
お~っと、内2人は虫愛ずる姫君だ。
始めに講師の深澤博さんが標本づくりの意義について示した。
①「昆虫が生息していた証拠を残す(記録)」
②「昆虫は似た種類が多く、顕微鏡レベルでの同定が必要なものもある」
③「一つの種類を多く収集することによって種の変異を知る」
④「採集日、採集場所、採取者のデータラベルを必ず添付する」など。

その後、外国産のカブトムシを使って、標本づくりの基礎を学んだ。
カブトムシは硬くなっているので、お湯で煮て柔らかくした。虫ピンを刺して、形を整えるのだが、ピンを刺したり、触覚や足の形を整えたりなど、集中しないとうまくいかない。
いつもはガヤガヤ騒ぐ子供たちがこの日は静か。熱中標本づくり教室となった。
次回は自身で採集した昆虫を持ち寄り製作する。どんな虫が集まるか楽しみだ。

*この日、標本づくりに熱中した生き物好き
 子ども7、大人10、スタッフ3=20人

■写真1
熱中標本づくり

■写真2
お手本

■写真3
なかなかの出来栄え

■写真4
力作の数々

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