自然探偵団が行く 平塚新港の魚を調べる

2020/10/08 レポート

■助成番号
2020-6111-008

■活動種別
その他 

■実施場所
平塚市新港

■実施期間
2020年9月19日(土)

■実施団体
NPO法人 暮らし・つながる森里川海(呼称:湘南いきもの楽校)

■代表者
臼井 勝之

■本文
森と海はつながるをコンセプトに平塚新港のお魚調べを実施した。
スタッフは朝の3時に漁港に行き、定置網のお魚を調べた。この日はマサバやゴマサバ、タチウオなどが大漁であった。午後からの参加者に見せるハダカイワシやネンブツダイなどの小魚がゲットできた。
平塚市漁協協同組合の伏黒さんに平塚の定置網漁のことをお教えていただいた。水揚げされたお魚の大部分が豊洲や小田原に出荷され、地元にはほとんど出回らないことなどを聞いた。
ところで、港のお魚調べは満潮時に行う。水位が低いと網が水面に届かず、お魚が捕獲できないからである。加えて満ちてくる時に入って来る流れ藻の存在も見逃せない。流れ藻の下には生き物が潜んでいる。
ほとんどの子が初体験であった。落ちると危ないのでライフジャケットを付けて実施した。次々に網の中に小魚が捕獲された。定置網漁の魚も含めると、50種近くの水生生物が捕獲できた。アイゴやハオコゼなど、刺させると危険な生き物も捕まった。みんなに教えた。
夜はライトで水中を照らし、集まって来る生き物を観察した。ゴンズイの群(ゴンズイ玉という)やアンドンクラゲ、ヤガラなどが集まり、みんなを魅了した。今の子どもたちは飽きると疲れたというが、そんな言葉は一つも聞こえてこない。じーっと水中を見つめている。暮らしの近くにこんなに素晴らしい自然があることを知る大満足の一日となった。
※参加者:子ども17、大人24、講師1、スタッフ5、合計47人

■写真1
二艘の漁船から次々に魚が水揚げされる。この日はサバが豊漁であった。
スタッフの目線は雑魚。面白そうな魚ばかりを集める。

    
■写真2
平塚市漁業協同組合の伏黒さんから定置網漁のことなどを教えてもらった。
大部分が豊洲や小田原に出荷され、地元にはあまり出回らない。

■写真3
定置網で獲れたお魚のことを学んだ。ツバクロエイやバラムツ、ホシフグなど
見たことのない生き物がいっぱい捕獲できた。クイズ形式で実施した。


■写真4
岸壁から網で生き物を捕獲する。水位が高くなる満潮時でないと網が届かない。
潮が満ちてくると流れ藻が港内に入って来る。藻の下には多くの生き物が付いている。チャンス到来だ。
魚採りの前に、危険な生き物のことをみんなに伝えた。クラゲなど刺されると危険だ。
落ちると危ないのでライフジャケットを付けて実施した。
そうそう、採った生き物は海に返すことも伝えた。


■写真5
この日もハオコゼ(写真)やアイゴなど、刺されると危険な生き物が捕まった。


■写真6
ライトで水中を照らすと、いろいろな生き物が集まって来た。
ヤガラやゴンズイの群れ、アンドンクラゲなどに魅了された。
水中観察は子どもたちを魅きつける。