自然探偵団 外来種に立ち向かう
カエル池のかい掘り

2020/09/08 レポート

■助成番号
2020-6111-008

■活動種別
その他

■実施場所
馬入水辺の楽校

■実施期間
2020年8月29日(土)

■実施団体
NPO法人 暮らし・つながる森里川海(呼称:湘南いきもの楽校)

■代表者
臼井 勝之

■本文
この4月から自然探偵団を組織し活動を続けている。まだ9家族だが、熱心なメンバーが集まっている。
だいぶ先の話だが、活動の中軸を担ってくれることを願っている。
今回のテーマは外来種問題。TV番組の影響もあってか多数の子供たちが参加した。

●なんで、かい掘りするの
カエル池は人工的に作ったビオトープだ。ルールは、何も持ち込まない。自然に任せるだが、いつの間にかアメリカザリガニやウシガエル、鯉やライギョが跋扈する外来種の天国になってしまった。閉鎖環境なので、ほとんど誰かが持ち込んだものだ。おかげで水は濁り、ヤゴなどの水生昆虫も食べられ育たない。そこで、開校以来4回目のかい掘りと相成った。みんなTV番組を見ているので、なぜ実施するのかよく知っている。

●始めは恐る恐るだが・・・
6:30から水中ポンプ2台で水を抜きはじめ、周囲の草やヒメガマを除草した。子どもたちの出番の9時には水を抜き終えた。みんなテレビではよく見ているものの、かい堀をするのは初めてだ。ドロドロ、ヌルヌルの環境なので、始めはおっかなびっくりだが、動き回る魚やカエルをみると、外来種バスターズの魂に火がつき、もう止まらない。泥んこだらけ、大騒ぎのかい掘りとなった。用意したタライ2個があっと言う間に満杯。ライギョも人気だったが、一番人気はウシガエル。持ったままで、放そうとしない子どもたちが続出した。

●ウシガエルもアメリカザリガニも、ブラックバスも始めは神奈川から
ウシガエルの養殖事業は1920年鎌倉市の岩瀬で始まった。その後、全国で展開。アメリカザリガニは数年後、餌として導入された。ブラックバスは1925年に芦ノ湖に導入された。逃げ出したり、放流されたりして、いつの間にか全国に広まった。そんなことを子どもたちに伝え、外来種駆除の必要性を話した。

●とにかく、楽しい。泥んこになれる経験はそうはありません。
主催者としては、カミツキガメがいないか、コロナは大丈夫か、熱中症にならないかと気苦労が絶えない催しだが、子どもたちには大好評。楽しい、面白いの連発でありました。最後に、泥だらけになった体や網を井戸水で洗い、整理して終了。子供も大人も大満足の一日となった。
※参加者:子ども37、大人29、スタッフ7、合計73人

■写真1 
泥だらけ、ヌルヌルで足が取られる。最初はおっかなびっくりだが・・・

■写真2
すぐに泥んこまみれ。気にする子は一人もいないのだ。

■写真3
ブラックバス(初記録)やライギョやアメリカザリガニなどがぞろぞろ。
ウシガエルが跳ね回り、大騒ぎとなる。

■写真4
アメリカザリガニもウシガエルもブラックバスも最初に導入されたのは神奈川県。
それが全国に広がった。アメリカザリガニの♂♀の違いや外来種の問題点などを学んだ。

■写真5
泥んこを井戸で流す。冷たくて気持ちがいい。
現代っ子は手足についた泥を上手く落とせない。見ていて、なんだか、まどろっこしい。
昔のガキ大将が懇切丁寧に教えると、見る間に綺麗になる。エヘン!