自然探偵団が行く チャレンジ!標本づくり

2020/07/28 レポート

■採択助成番号
2020-6111-008

■活動種別
その他

■実施場所
馬入水辺の楽校

■実施期間
2020年7月25日(土)

■実施団体
NPO法人 暮らし・つながる森里川海(呼称:湘南いきもの楽校)

■代表者
臼井 勝之

■本文
●結成!自然探偵団
4月から募集を開始した自然探偵団の会員が8家族になった。新型コロナウイルスで果たして集まるかと心配したが、ホッとした。頑張るぞ!と元気が湧いてくる。
目標は市民参加によるみんなの楽校づくり。自然との触れ合いを通して、馬入水辺楽校を愛してくれる市民を増やしたい。

●なぜ標本を作るのか
標本づくり教室では、深澤博講師が標本づくりの意義について、「昆虫が生息していた証拠を残す(記録)」「昆虫は似た種類が多く、顕微鏡レベルでの同定が必要なものもある」「一つの種類を多く収集することによって種の変異を知る」「採集日、採集場所、採取者のデータラベルを必ず添付する」ことなどを説明、みんな熱心に聞き入った。

●全員が初体験
この日の昆虫はクワガタムシ。死んで硬くなっているので、お湯で煮て柔らかくし、虫ピンを刺すのだが、なかなか上手く刺せない。だから真剣、無駄口が聞こえない。
触覚や足の形を整えたりなど、集中力もアップする。あっという間の2時間となった。もう一つと思ったが、次回の宿題にし、楽校内の昆虫採集に向かった。
外はのびのび気持ちが良い。ちびっこエネルギー全開の虫捕りとなった。

※参加者:子ども10、大人6、講師1、スタッフ4、合計21人

■写真1
実際の標本をもとに標本づくりの基礎を学ぶ

■写真2
死んで硬くなっているクワガタムシを茹でて柔らかくする。茹で過ぎないように!

■写真3
虫ピンを刺す。集中力が高まる。

■写真4
みんなのび、の~び! 広くて気持ちがいい。

■写真5
羽化したばかりのアブラゼミが見つかる。
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