外来魚駆除釣り大会に参加しました

2019/05/14 レポート

■採択助成番号
2019-5412-001
 
■実施場所
淀川城北ワンド(大阪市旭区)
 
■実施期間
2019年05月12日(日曜日)9:00~15:00
 
■実施団体
高槻市立第六中学校・自然観察同好会
 
■代表者
檜山 裕美子
 
■報告タイトル
外来魚駆除釣り大会に参加しました
 
■本文
淀川のワンド群は、国の天然記念物のイタセンパラをはじめ、多数の生物が生息する自然豊かな水域で淀川に生息する生き物達にとって、とても重要な場所です。オオクチバスやブルーギルなどの外来魚の増加は、在来の魚が食べられたり、餌や生活場所が競合するなどして在来の魚が減少しています。2012年4月から淀川流域で最大の城北ワンド群で外来魚の定期駆除活動が始まりました。地曳網などによる外来魚の一斉捕獲が行なわれ毎年、春から秋までの週末に定期外来魚駆除の活動が行われています。その取り組みを広める活動の一つとして釣り大会も行われています。この活動に参加しました。竿も貸してもらえ初心者には釣り方も教えてくれました。エサはミミズです。城北地区の数か所のワンドでは、在来魚の種類と数も増加傾向にあり、捕獲によるブルーギルなどの肉食性外来魚の抑制効果が少しずつ表れているようです。私たちは残念ながら一匹も釣れませんでした。しかし、外来種が減っているということになるので逆にうれしいことです。これからもこのような取り組みに参加していきたいと思います。淀川の河川道路には乾燥状態のミミズがたくさん見つかりました。最近の暑さで土の中から出てきたのでしょうか。持ち帰り保存してエサにします。
 
■写真1

本部で受け付けします
 
■写真2

大会のポスターです
 
■写真3

釣りの様子
 
■写真4

城北ワンド(大阪方面)
 
■写真5

魚の展示
写真左側:イタセンパラ(左下)
写真右側:左ブラックバス、右ブルーギル
 
■写真6

釣れた魚
 
■写真7
河川道路のミミズ
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