プールの水を調べました

2019/05/13 レポート

■採択助成番号
2019-5412-001
 
■実施場所
第六中学校(高槻市)
 
■実施期間
2019年05月10日(金曜日)17:00~
 
■実施団体
高槻市立第六中学校・自然観察同好会
 
■代表者
檜山 裕美子
 
■報告タイトル
プールの水を調べました
 
■本文
学校のプールはプール授業が9月下旬に終わってから、水の出入りは雨水と蒸発のみです。プール期間中は常時塩素消毒され生物は存在しません。水質も維持されています。しかし10月から5月下旬までは人手も入らず、いわばコンクリートでできたビオトープ状態です。この間水深もほとんど変化していません。ヤゴがいるのは知っていますが、他の生物や水質はどうでしょうか。今回の調査(2回目です)では、ギンヤンマ、アカトンボやイトトンボのヤゴ、ガムシ、アメンボ、コマツモムシ、赤虫(ユスリカ)、ミジンコがいました。ヤゴは水底の泥の中に多く、赤虫やミジンコを食べて成長していると思われます。ミジンコ以外は成虫に翅があるので、存在していても不思議ではありません。なぜミジンコが大発生しているのでしょうか。CODは8以上でした。水の浄化をする植物や動物がいない(淀川ならヨシや貝類、ゴカイなど)からでしょうか(プランクトンは観察していません)。もう少し調べる予定です。調査時の気温29.1℃、水温19.8℃でした。ヤゴは校内に作ったビオトープで羽化させます。ミジンコは魚のエサにします。たくさん余ったミジンコは乾燥ミジンコにしてエサとして保存します。5月下旬にはプール授業の準備のため薬品が投入されます。このため小学校では「ヤゴ救出作戦」が行なわれているところもあります。プールがはじまるまでに羽化してほしいと思います。
 
■写真1

プールの生物を観察中
 
■写真2

プールの水は思ったより澄んでいます
 
■写真3

アカトンボのヤゴ
 
■写真4

大発生しているミジンコ
 
■写真5

CODパックテスト