足元の自然を知るやめられないです。地べた探検!

2019/01/18 レポート

■採択助成番号
2018-6111-013
 
■実施場所
馬入水辺の楽校
 
■実施期間
2019年1月12日(土) 曇り時々弱い雨
 
■実施団体
NPO法人 暮らし・つながる森里川海(呼称:湘南いきもの楽校)
 
■代表者
理事長 臼井 勝之
 
■報告タイトル
足元の自然を知る
やめられないです。地べた探検!
 
■本文
冬の「地べた探検」はワクワク、ドキドキの連続です。
朽木の下や木のうろ、石の下などを探ると色々な生き物に出会えます。
この日も、カブトムシの幼虫や越冬中のコクワガタの成虫、コガタスズメバチやヒメマイマイカブリ、ゴマダラチョウの幼虫やクビキリギス、マルカメムシ、トゲアリ、ヨコヅナサシガメ、クロベンケイガニなどが次々に現れ、ちびっ子たちを魅了しました。
単なる観察会で終わらせないのが馬入のおもしろさ。生き物の住処を作ろうと椎茸の廃木を積んだり、ワラジボードを設置しました。みんな大張り切りで、熱気があふれました。
「この場所、秘密だから、みんなに教えるなよ」と、リーダー。その瞬間、子どもたちの目がキラり、ニヤリ。自慢しちゃうもんねという反応に、「生き物たちの住処だから、そっとしておいてね」と再度のお願いをして、観察会終了。
あっというまの3時間でありました。
 
*参加者:子ども11、おとな8、スタッフ3、講師1=23人
 
■写真1

冬はなんにもいないと思うなかれ!足元に生き物の世界が広がっています。
枯葉をめくるとゴマダラチョウの幼虫が、ひっそり。
一つの出会い、気づきが次の出会いを生みます。
 
■写真2

木のうろを探ると、出ました、馬入初記録のトゲアリの集団。かっこいい!
 
■写真3

朽木の下を探るとカブトムシの幼虫がゾロゾロ。
持って帰りたいとの声に「夏の成虫を待とう」とやんわり。
 
■写真4

おおっと!コガタスズメバチの越冬個体が!
夏は怖くて触れませんが、温度が低くて動けませんので、恐る恐るタッチ。
※体温が上がると動き出しますので、指導者がいないときは絶対に触らないように。
 
■写真5

生き物の住処をつくるため、椎茸の廃木を積みました。
木の中、木の下に生き物の王国が広がります。
 
■写真6

コンパネを敷いておきますと、板の下が生き物の住処になります。
ワラジムシなどがたくさんすみつきますので、浜口先生(故人)が「ワラジボード」と名付けました。

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