生き物調べの会増えています!外来種アカボシゴマダラ

2017/08/01 レポート

■採択助成番号
2017-6111-006
 
■実施場所
馬入水辺の楽校
 
■実施期間
2017年7月17日(月)
 
■実施団体
NPO法人 暮らし・つながる森里川海(旧:馬入水辺の楽校の会)
 
■代表者
臼井 勝之
 
■報告タイトル
生き物調べの会
増えています!外来種アカボシゴマダラ
 
■本文
 馬入水辺の楽校を自然生態園にしようと、子供達といっしょに、生き物いっぱいの楽校づくりを進めています。落ち葉のエコスタックづくりや花垣づくり、わらじボードの設置やトンボ池づくりなどに取り組んでいます。今回の生き物調べの会のテーマはチョウ類調査。バタフライガーデンづくりの一環として始めました。種類を調べると共に、食草や吸蜜植物の状況も把握します。
 驚いたのは、在来種のゴマダラチョウが見られず、外来種のアカボシゴマダラばかりだったことです。たまたまだったのか、そうでないのか今後の調査が待たれます。
 ところで、楽校の子供達は虫捕り名人が多く、虫かごがすぐにいっぱいになります。
林や原っぱ、湿地など、多様な環境があることから虫たちの種類も多いようです。
虫捕りをしたことのない子どもたちがいっぱいいるそうですが、子供達は基本的に虫が大好きです。馬入のような環境を作り、虫捕りの機会を与えてあげることが大切だと思っています。
 そうそう、今年の冬は草原の管理にも挑戦します。クズやセイタカアワダチソウなどが侵入し、カヤネズミの生息地が脅かされているからです。
ただいま作戦を練っています。市民参加で実施します。ご参加お待ちしてります。
※参加者:21人(子供7人・大人10人、講師1人、スタッフ3人)
 
 
■写真1

集合!虫取り名人
何が捕まったのかな?
 
■写真2

外来種のアカボシゴマダラが増えています。
誰かが外国から持ち込んだらしい。
在来のゴマダラチョウが減っています。
 
■写真3

新トンボ池。渇水で干上がってしまいました。
この足跡はアライグマ。楽校のちびっこはみんな知っています。
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