大人もハマる!お魚調べなぜかマハゼがいっぱい

2017/07/20 レポート

■採択助成番号
2017-6111-006
 
■実施場所
馬入水辺の楽校
 
■実施期間
2017年7月8日
 
■実施団体
NPO法人 暮らし・つながる森里川海(旧:馬入水辺の楽校の会)
 
■代表者
臼井 勝之
 
■報告タイトル
大人もハマる!お魚調べ
なぜかマハゼがいっぱい
 
■本文
 子どもより、大人ががんばっちゃうお魚調べ。毎回、何が採れるか? ワクワク、ドキドキの連続です。
と言っても遊びではなく、れっきとした生物調査です。網に入る水生生物は好き嫌いなく、すべて捕獲し、大きさや個体数を調べます。神奈川県内水面試験場の勝呂先生の指導で年3回実施しています。
 今回も常連のハゼ類を筆頭に、絶滅危惧種のウナギやカワアナゴ、昨年、初めて見つかった南方系のカニ、トゲアシヒライソガニモドキも捕獲できました。ヒットはフジツボ。本来は海に棲む生き物で、川の中(汽水)では見られませんが、川底の石に張り付いていました。注意深く見なければ見つかりません。子供の観察力のすごさに脱帽しました。楽校では初記録です。
 今回は国土交通省京浜河川事務所との協働で、川の水質検査も実施しました。透視度計で濁りの状況を調べたり、PHを調べたりしました。結果はまずまず。生き物が棲める環境が維持されていました。
 そうそう、今回はマハゼの稚魚がたくさん採れました。参加者の中から、秋にハゼ釣り大会をしたいとのリクエストがありました。またひとつプログラムが増えそうです。
※参加者:29人(子供7人・大人6人、講師1人、スタッフ15人)
 
■写真1

安全確保で干潮時に行います。ライフジャケットは必着です。
 
■写真2

さあ、調査の開始です。
いつもはアシシロハゼが一番採れますが、今回はなぜかマハゼの稚魚が一番。
 
■写真3

水質はどうかな?
透視度を測りました。
まずまずの状況で安心しました。
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