トンボと遊ぼう平塚

2016/07/18 レポート

採択助成番号
28-6112-018
活動種別
その他
実施場所
平塚市土屋 里山体験フィールド
実施期間
2016年07月10日
実施団体
馬入水辺の楽校の会
代表者
臼井 勝之
本文
馬入水辺の楽校の会では、市民や市民団体などと力を合わせ、「トンボの棲むまちづくり運動」を展開しています。環境指標生物であるトンボの調査を通じて、市内の自然環境の現況を知り、生物多様性地域戦略の策定に結びつけようという試みです。子ども達と自然との触れ合いを促進させることも目的の一つで、「トンボと遊ぼう平塚」を開催しています。この日は谷戸田での調査活動。雑木林など、多様な環境に育まれているだけに、あちこちからいろいろな生き物が集まりました。トンボ類ではヤブヤンマやカトリヤンマ、クロスジギンヤンマやアキアカネなどが、田んぼの用水路ではオニヤンマのヤゴやカトリヤンマのヤゴなどが見つかりました。他の生き物も多く、ヤマトタマムシやツノトンボ、ニホントビナナフシやトホシカメムシ(湘南地域初記録)、アマガエルやドジョウなどが子ども達を歓迎してくれました。生き物との触れ合いで毎回感じるのが「疲れた」と言う子どもがいないことと、目の輝き。都市化の進展により、自然との触れ合える環境が少なくなっているだけに、地域一体となって子ども達を野に戻す取り組みを進める必要があると思っています。次回は10月、馬入水辺の楽校のトンボを調べます。

谷戸田でトンボ調査


捕まえた生き物の種類を調べます
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