命が輝いている バタフライガーデン

■採択助成番号
2025-6111-023

■実施場所

  神奈川県平塚市 馬入水辺の楽校

■実施期間

 2025年6月21日

■実施団体

 NPO法人暮らし・つながる森里川海(愛称:湘南いきもの楽校)

■代表者

臼井 勝之

■報告タイトル
 命が輝いている バタフライガーデン

■文章

夏の光を浴びてバタフライガーデンが輝いています。キムネクマバチのブーンという羽音がのどかに響きます。この日は選択的除草に汗を流しました。あれもこれも取るのではなくコマツヨイグサだけに焦点を絞りました。種がこぼれる前に抜き取らなければなりません。根元を探し出し根っこごと引き抜きました。
続いて、オルレアの種子を隣地のお花畑に播種しました。一年草で種がいっぱいついています。放っておくとオルレアだらけになってしまいますので、根っこごと抜き取り、隣地に島状に置きました。バタフライガーデンの拡張です。

馬入川のデッキ前に絶滅危惧種カワラノギクの圃場を作りました。桂川・相模川流域協議会相模川湘南地域協議会が上流で取り組んでいるカワラノギクの保護活動を多くの人に知ってもらおうと設置しました。ポット苗21株と種を蒔きました。泉先生が素早くツルマンネングサを見つけてきてくれ、圃場に植えました。グランドカバーとして力を発揮してもらう作戦です。
暑くて熱中症にならないよう気を付けました。バタフライガーデンの守り神、エノキの大木が私たちを守ってくれました。木陰に入ると涼しくて、通る風が心地よくて、お昼寝する子も現れました。とっても楽しくて、心が解放される1日となりました
次回は7月19日、水やりを予定。8:00に集合し、午前中で終える予定です。会員になってご参加ください。

*6月21日(土)、ガーデンづくりを楽しんだ仲間たち
 大人8、子供6、スタッフ3、講師1:18人

(写真1)夏の光を浴びて、バタフフライガーデンの花々が輝いています。みんなで作業した成果が現れました。

(写真2)ブッドレアが天に向かって大きく手を伸ばしています!チョウが吸蜜に訪れています。

(写真3)バタフライガーデンが広がります。
オルレアを隣地に蒔きました。蒔くと言っても、枝ごと島状に置くだけです。秋には発芽すると思われます。

(写真4)絶滅危惧種カワラノギクを守る
桂川・相模川流域協議会 相模川湘南地域協議会が上流の神川橋下流で取り組んでいるカワラノギクの保護活動をアピールするため、デッキ前の北サイドにポット苗を定植しました。種子もたくさん蒔きました。秋の開花を期待します。

(写真5)
ストーンペインテイングで使用した石を周りに置来ました。もっとたくさん敷いて玉石河原状にして行きます。カワラノギクは玉石河原に自生する絶滅危惧種で日本では相模川、多摩川、栃木の鬼怒川で自生が確認されています。自然の河原が減っているため、生息が危ぶまれています。

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