楽しくてやめられない!
誰も帰ろうとしない。熱中!ナイトウォーク

■助成番号
2022-6111-010

■活動種別
その他

■実施場所
馬入水辺の楽校

■実施期間
9月24日(日)

■実施団体
NPO法人 暮らし・つながる森里川海(呼称:湘南いきもの楽校)

■代表者
臼井 勝之

■報告タイトル
楽しくてやめられない!
誰も帰ろうとしない。熱中!ナイトウォーク

■本文
天候不順で開催できるかどうか危ぶまれましたが、日頃の行いが天に通じてか、午後になって天候回復。
ニコニコ顔のちびっ子多数が集まりました。夜の生きもの観察は出会いの連続。ライトを持って巡回すると、いろんな生きものが見つかり、みんな大興奮。キラキラ輝く子どもたちの眼差しに主催者大満足。やりがいありの一日となりました。そうそう、この日はコウモリの姿が少なくて、バッドディテクターは空振り。いったいどうしたのでしょうか。雨がいっぱい降ったので餌となる昆虫類が空を舞っていなかったのでしょうか。不思議であります。

*9月24日。水辺の大自然を堪能した仲間たち。
子ども30、大人30、三森先生、スタッフ4人、合計65人


■写真1

講師の三森先生のお手伝い。みんなでライトトラップを設置した。


■写真2

辺りが薄暗くなると、ゴイサギがグワッと鳴き、ツバメが塒に集まってきた。
スズムシなどが鳴き出した。非日常の始まり始まり。
今年はスズムシ、ハラオカメコオロギが多い。カンタン、マツムシ、カネタタキ、アオマツムシ、エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギなど、鳴く虫の大合唱が始まった。


■写真3

ウスバキトンボ、ノシメトンボなど、多数のトンボが空を舞った。すごい数に見惚れた。
ヤンマ類の黄昏飛翔を当地で初めて見た。高く飛ぶので網が届かない。一人のちびっ子がマルタンヤンマの雌をゲットした。大英雄となった。


■写真4

ライトを持って巡回するといろんな生きものと出会った。シオカラトンボ(写真)やウスバキトンボが寝ていた。
クモ類も多くて、サツマノミダマシ、ビジョオニグモなどが観察できた。


■写真5

野生の蚕「クワコ」が繭を作っていた。


■写真6

夜咲く花カラスウリ。妖艶な姿がみんなを魅きつけた。


■写真7

ライトトラップにコガネムシ類や蛾類、アリが多数集まった。
とんでもない数にびっくり。パタパタしないと車にしまえない。しまう時、ちびっ子が大活躍した。


■写真8

トンボ池の昆虫類も探し始めた。もうお終いと言わないと誰も帰ろうとしない。あっというまの2時間半となった。
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