遊び呆けた1日 楽しいぞ!生きもの調べの会

■採択助成番号
2025-6111-023

■実施場所

  神奈川県平塚市 馬入水辺の楽校

■実施期間

 2025年7月6日

■実施団体

 NPO法人暮らし・つながる森里川海(愛称:湘南いきもの楽校)

■代表者

臼井 勝之

■報告タイトル
 遊び呆けた1日 楽しいぞ!生きもの調べの会

■文章

馬入水辺の楽校の生物多様性の保全を図ると共に、トコロジストを養成するため、「生きもの調べの会」を開催しています。7月6日は昆虫・自然写真家「尾園暁」さんをお招きし、昆虫調べの楽しさを教えていただきました。午前中はフィールドワーク、午後からは同定できない種をリバーセンターに持ち込み、図鑑と首っぴきで調べました。

ここ、強調いたします!

スマホで検索したり、先生に「これは○×△」と教えてもらうのは楽ですが、ほとんど記憶に残りません。「あーでもない、こーでもない」と自ら細部をチェックし、識別すると、形態の特徴や生きものの不思議を五感で感ずることができ、きっちり心に刻まれます。
当日もわからない種を図鑑で調べ、先生に種名をチェックしてもらいました。
「ウ〜ム、惜しい」とのジャッジが続き、3度目の正直で正解を引き当てた子、満面の笑顔が感動的でした。お父さん、お母さんも図鑑と首っぴきで、とにかく楽しい生きもの調べの会となりました。記録した昆虫類は59種。馬入水辺の楽校の自然度の高さを知りました。次回は9月13日に開催いたします。ご参加お待ちしております。参加されたい方はコンタクトから申し込んでください。

*7月6日:生きもの調べを楽しみ尽くした仲間たち
大人10、子供12、スタッフ6、講師1=29人

(写真1)ナンキンハゼの花が満開でした。長年通っていますが、花をじっくり見たのは初めてかも。いろんな昆虫が吸蜜に来ていました。ハエ類の集団がホバリングしていました。種類はわかりませんでしたが、大宇宙を感じる印象的な飛翔シーンでした。

(写真2)吸蜜に来ていたキムネクマバチ。

(写真3)捕虫網でネズミモチの花をビーテイングするとカナブンなどがいっぱい網に入りました。

(写真4)不明種は図鑑と首っぴきで調べました。
識別結果をラベルに書いてみんなに見せます。ヤマトタマムシはみんな知っていたけど、じっくり見ると、不思議な美しさに心が囚われます。

(写真5)スケッチにも熱がこもります。HO君の見事なスケッチ。

(写真6)タマムシのど迫力写真。
TI君が撮影しました。なんでこんなに煌めいているの?

ページトップへ