第54回愛知県野生生物保護実績発表大会 愛知県知事賞 / 第58回全国野生生物保護活動発表大会 公益財団法人日本鳥類保護連盟会長賞
■助成番号
2024-5411-002
■実施場所
刈谷市産業振興センター(愛知県刈谷市)
環境省(東京都千代田区)
■実施期間
2024年8月1日(木曜日) 第54回愛知県野生生物保護実績発表大会
2024年11月27日(水曜日) 第58回全国野生生物保護活動発表大会
■実施団体
愛知県立佐屋高等学校
■代表者
校長 平井直人
科学部顧問 武田誠司
■報告タイトル
第54回愛知県野生生物保護実績発表大会 愛知県知事賞
第58回全国野生生物保護活動発表大会 公益財団法人日本鳥類保護連盟会長賞
■本文
今年度、「土水路の管理の違いによる水生昆虫やカエル類の季節消長」というテーマで、主に学校水田を流れる土水路で調査・研究や保全活動を行っています。
今回、2つの賞を受賞することになった活動内容は、水生昆虫やナゴヤダルマガエルの保全を目的に取り組んできた内容です。毎年、学校水田の土水路の畦は雑草管理で困っています。雑草を生やさなくした場合、水生昆虫やカエル類にとって、住処が奪われてしまいます。そこで、植物残渣を利用していろいろなパターンで畦面の被覆を行い、どのパターンが水生生物やカエル類に適しているかを調べてきました。
愛知県野生生物保護実績発表大会での県知事賞受賞は、本校科学部にとって3年連続4回目となりました。また、全国野生生物保護活動発表大会では環境省で発表を行うことができ、貴重な体験となりました。取り組んできた成果は、今年度から自主開催している自然教室で、子どもたちに紹介しています。
今後も、水辺や河川環境の保全に関する取組を、高校生の視点で行っていきます。

(写真1)<佐屋高校科学部>科学部で活動する部員一同

(写真2)夏の水田、土水路での調査の様子

(写真3)環境省にて受賞のとき、小林史明環境副大臣との記念写真