姿が見えてきたぞ!バタフライガーデン
■助成番号
2023-6111-009
■活動種別
その他
■実施場所
馬入水辺の楽校
■実施期間
9月30日(土)、10月8日(日)
■実施団体
NPO法人 暮らし・つながる森里川海(呼称:湘南いきもの楽校)
■代表者
臼井 勝之
■報告タイトル
姿が見えてきたぞ!バタフライガーデン
■本文
2021年10月にスタートしたバタフライガーデンづくり。河川敷という過酷な環境に加え、チガヤやアレチマツヨイグサなどが元気すぎて、イメージ通りにはなかなかいきません。
さてどうするかと色々探っているうちに、ビオトープガーデンの専門家「泉健司」先生の著書「小さなビオトープガーデン」に巡り合いました。先生とお会いし水辺の楽校の現地視察、ビオトープガーデン学習会を経て、10月8日の現地指導に至りました。草刈り、土起こし、チガヤの根っこ抜き、防草シート張り、黒土の覆土を経て、30種、500株苗を定植しました。まだ始まったばかりですが、多くの会員が参加してくれ、自分たちの庭づくりがスタートしたことが最大の喜びです。
*9月30日、造成作業。参加者12人
少し前に刈り取った草を取り除き、土起こし、チガヤの根っこ抜きに力を振いました。 最初はスコップで掘り起こしましたが、チガヤが手強く、耕運機でグルングルンし、根っこをレーキでかき集める作戦に変更しました。HO君のお父さんが大活躍してくれました。感謝! (写真1)(写真2)(写真3)



参加者の感想
♪ TI君のお母さん
今日はバタフライガーデン作りでした。根が深くしぶとい「チガヤ」との戦いでした。午前中はスコップとカマで「チガヤ」に立ち向かう作戦。土を掘り起こし、根を丁寧に取り除く、根気のいる作業でした。手作業なので進捗が悪く、こっちが根をあげそうなレベル。そこで午後は作戦変更。臼井さんが耕運機を出動させてくれて、どんどん耕してくれました。相変わらず「チガヤ」はしぶとく手を焼いたけれど、薄く広く、ガーデン全体を耕せた気になれるくらいまで、仕上げることができて、「チガヤ」との格闘に勝利できた気になって、一日を終えることができました。
「チガヤ」は、またすぐ生えてくると思いますが(笑)、臼井さんの言っていた「千里の道も一歩から!」バタフライガーデンに綺麗な花が咲き、蝶がたくさん集まる場所になる事をイメージして、今日の「チームチガヤ」は良い仕事をしたと自負しております。みなさん、本当にお疲れ様でした!
*10月8日、泉先生の指導で苗の植え付け。参加者20人
9月30日のチガヤの根っこ抜きの後、防草シートを張り、黒土を覆土しました。この日は苗の植え付け。
泉先生のリードで、ここは坂道、ここは丘など、想像しながら路づくりに励みました。
ワクワク気分満載で、500株の苗があっというまに植え終わりました。
次回の作業はは11月3、4日。
水辺の楽校に生えている植物などを植える予定です。(写真4)(写真5)(写真6)(写真7)




参加者の感想
♪ TI君 今日はまず初めに土を運んで平らにしました。ねこで運んで、くわや熊手で土をならしました。その後、泉先生とみんなで歩いて散歩道を作り、周りを固めて、そこに花を植えていきました。最後に水を撒きました。この後、相模湖からウッドチップをいただいてきて、雑草よけに上に撒くそうです。完成するのが楽しみです。次にバタフライガーデンを作るときはアブラナも植えて、てんとう虫に来て欲しいです。どうしてかと言うと、てんとう虫は黒と赤でその色の花があまりないから、その色をプラスすると綺麗になるかな、と思ったからです。
♪ HI君
今日は花をたくさん植えました。
ポットの花を植えるときは、まず置いてあるポットをどけて、次に穴をポットの大きさにほります。次に2本の指で花を持ってひっくり返して、下の穴をぎゅーと押して、そしてスポッと取って、穴に埋めて、土をかけて上から手でぎゅっぎゅっとおさえます。
水をあげるのが大変だったけど、ねこに土を乗せるのが楽しかったので、またやりたいです。
♪ 二人のお母さん
肌寒い中の作業でしたが、前回の大変だった作業のお話を聞きながら、柔らかい土を平らにして固めていきました。
そして泉先生のご指導は自分達で散歩道を作る、とのこと。自分で道を作るなんて初めての経験で、とてもワクワクしながらみんなで歩き、散歩道を作りました。
花はまだ少ししか咲いていませんでしたが、色合いや背丈、そして香りを想像しながら植える時間はとても楽しかったです。
スタッフの皆様とお友達やそのご家族と一緒に、虫を取ったり、土を運んで花を植えたり、水を撒いたり。子供達の大好きが詰まったとても素晴らしい時間でした。
ありがとうございました。
♪ Tさん、ご一家
まずは一言、皆さまお疲れでした!
そして、とても楽しい時間をご一緒出来て、良い一日になりました。
全体が均等になるように土を運び、堆肥を混ぜて土を作り、歩く人のことを考えてガーデンを作るなんて経験は子ども達も私も初めてでした。
あのガーデンを歩いた人たちが、小さいながらの高低差で違った角度からの花や景色を楽しんでくれたりしたら嬉しいなぁと思います。
帰りの車中、子ども達は「蝶がたくさん来るといいな」「蝶が来ると言うことは、鳥も来るのでは?」「他の虫も来るよね」と未来のバタフライガーデンの様子をイメージして、とても楽しそうでした。また、帰り道で四葉のクローバーを見つけたことから「バタフライガーデンのクローバーも四葉があれば、みんなが集まるんじゃない?」「四葉は刺激で出来るらしいから、ちょうちょとか虫の刺激でたくさん出来るかも!」と盛り上がりました。