一体、こんなに面白くて、楽しいことがあるだろうか

■助成番号

 2023-6111-009

■活動種別

 その他 

■実施場所

 馬入水辺の楽校

■実施期間

6月18日(日)

■実施団体

 NPO法人 暮らし・つながる森里川海(呼称:湘南いきもの楽校)

■代表者

 臼井 勝之

■報告タイトル

 一体、こんなに面白くて、楽しいことがあるだろうか

■本文

6月18日(日)梅雨の晴れ間。ヤギ島探検ツアーには自然大好き人間が大勢集まり、川遊びを堪能しました。(大人34、子ども39、スタッフ11=84人)

*そんな島どこあるの?

と思われるかもしれませんが、それがあるんですね。馬入水辺の楽校の前、でっかい中洲がヤギ島です。だいぶ以前、ヤギが数頭放たれていたことから、いつしかそう呼ぶようになりました。

*で、何だと言えば

この島、平塚のモン・サン・ミッシェルなのでありまして、普段は川に阻まれ近づけませんが、大潮の干潮時には歩いて渡れるのであります。ただし、島はブッシュで覆われ、人が踏み入ることはできません。ぐるっと一巡し、川の自然との触れ合いを楽しみます。

*渡るためには

干潮、満潮時間のチェック(気象庁の潮位表=時間帯別)、天気予報のチェック(上流部の天気も忘れずに)、前日雨の場合は基本的に中止(参加への前日連絡。ショートメール利用)、当日の川の増水状況のチェック、川に入る場所、陸に上がる場所のチェック、安全管理体制の構築、参加者への安全喚起の徹底、川遊びに詳しい指導者の同行、ライフジャケット必着、足元はウオーターシューズ(徹底。長履は役に立たない。ビーチサンダル類:脱げる。足の裏に石が入り痛くて歩けない)、熱中症対策(帽子、熱中症温度計、冷却剤、ドリンクなど)、低体温症対策(時間管理、着替え、濡れた体を拭くタオル)、薬、ミニテント、着替え場所の設置、僕らのツアーでは看護師さん、生き物の先生、などなど。こんだけ準備しています。

*で、探検ツアーはどうだったのかと言えば

水辺の楽校の神様ありがとうの一日となりました。これがもう楽しくて、楽しくて!参加者の声をお聞きください。

🩷参加者の声

♪ Tさん

いつも楽しい企画をありがとうございます。

この日は、夫、娘と息子(双子:10歳)とともに参加しました。

レジャーとして、少し遠出をして川遊びをしたことはありましたが、居住地域内の川に入るのは初めて。ライフジャケットを着用したことはあっても、使い方までしっかり教わるのは初めて。初めてづくしでしたが、「とても楽しかった!」「また行きたい!」と子供たちは大喜びでした。

自然遊びの楽しみを存分に味わい、必要な知識を得られる素敵な企画に参加出来て、本当に良かったです。採れた生き物の種類をその場で教えてもらえたのも有り難く、親だけでは知識不足で「種類までは子供たちに伝えられないなぁ」と思い「ありがたや」と思っていました。

また、小さな頃から参加していた少年が立派な青年になって、講師として関わってくれている。そのつながりの豊かさに喜びを感じました。それだけ、馬入水辺の楽校は魅力的、ということなのでしょう。

子供たちは、4年生の頃から宿題で「自主学習」というのをやっています。今週の自主学習は、二人とも「ヤギ島探検ツアー」をテーマにしました。写真を添付して送ります。ご覧頂ければ幸いです。

汚れた網やライフジャケットの洗いや収納は大変だったと思います。本当に有り難うございました。

♪ H君 今回で2回目の参加です。去年より多くの生物を捕まえることができて嬉しかったです。去年はコオニヤンマのヤゴを捕まえました。今年はハグロトンボのヤゴを捕まえました。同じトンボでもヤゴの形がまったく違うことに興味を持ったので詳しく調べたいと思いました。

♪ H君のお母さん 蒸し暑い日だったので、川の冷たさがとても気持ち良かったです。同時にその冷たさが危険を招く原因となることを三森先生のお話で理解しました。身体がつる原因も興味深く、日常的な柔軟体操の必要性を感じました。知識豊富な先生方がいるだけでなく、徹底的な安全対策をしてくださっていて安心して参加することができました。ありがとうございました。

♪ Iさん 水辺の環境を良くすることで生き物が増え、魚の話しもたくさん聞けましたので勉強になりました。

♪ I君

6月18日 日曜日。今日はヤギ島へ行きました。初めてだったので、どんなことをするのかドキドキワクワクでした。最初に浮き方の練習をしました。二つ目は川渡りをしてヤギ島へ行きました。三つ目に魚採りをしました。

1番楽しかったのは魚採りです。まさかあんなに魚やエビがいっぱいいるとは思いませんでした。ぼくはハゼを20匹くらい、ボラを5匹くらい、エビを1匹とりました。最後の観察会で、手長海老やヤゴがあそこにいるんだとおどろきました。川を渡る時、ヘドロにうまって動けなくなって大変だったけど、楽しかったです。今度行く時はもっと水の生き物を知ってから行きたいです。

♪ I君のお母さん

私もとても楽しみにしていた相模川での川遊びでした。丁寧にライフジャケットの使い方や浮き方を教えていただき、危険のある自然の中ででも安全に楽しく遊べる方法を勉強させていただきました。魚採りでは網を引いてガシガシ進み、網の泥の中を覗くと、ぴちぴちと小さい生き物が動いていて、とても可愛いく、とても楽しかったです。

観察会では一つ一つ捕まえた生き物を専門家の先生と一緒に確認でき、息子にはとても有意義な時間だったと思います。自然を守っていく難しさと大切さを、生き物楽校で少しずつ理解してくれたらいいな、と思いました。

■写真1 やぎ島は馬入川にあるでっかい中洲です。干潮時に歩いて渡り、川遊びを堪能します。
■写真2 ライフジャケットの使い方を学びます
■写真3 とにかく楽しい!子供たちの笑顔が溢れます
■写真4 子供が元気、大人も元気、スタッフ元気の1日となりました。
■写真5 参加者の声

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