【湘南いきもの楽校】魚やカニがてんこ盛り!こんなに楽しくて、面白くて、いいんでしょうか。
■助成番号
2023-6111-009
■活動種別
その他
■実施場所
馬入水辺の楽校
■実施期間
5月6日(土)
■実施団体
NPO法人 暮らし・つながる森里川海(呼称:湘南いきもの楽校)
■代表者
臼井 勝之
■活動内容
ワンドの泥を網ですくい取ると命のきらめきに心躍ります。そうなると大人も子供も夢中になって時が過ぎるのを忘れてしまいます。うまく捕獲できない子に捕まえ方を伝授すると、網の底にカニやハゼの姿が。満面の笑顔にこちらも嬉しくなります。石倉カゴの調査ではウナギに混じり、大きなカワアナゴがいくつも捕獲されました。子供達の人気で、持って帰りたい子が多いのですが、川に戻しました。
水辺の楽校は、中洲やワンドが形成され、汽水域であることから、海の生きものもいて、生物のホットスポットになっています。生きものと触れ合う絶好の場になっていますが、子供達だけでは絶対に遊べません。大人と一緒、ライフジャケットも必須です。しかも、入っていいのは干潮時だけ。
馬入川は干満の差が大きく、満潮時は川に入れません。気象庁の潮位表を見て、事前チェックしてください。
そうそう、この日は桂川・相模川流域協議会による石倉カゴの調査も行われ、15匹のニホンウナギや多数のテナガエビなどが確認され、生物の棲みかとして、石倉カゴの有効性が実証されました。また、国土交通省京浜河川事務所による水質検査のアクティビティでは子供たちと一緒に水質をチェック、生き物の棲みかとして良好であることがわかりました。
*5月6日:お魚調べを満喫した仲間たち 大人25、子供10、合計35人。
■写真1
■写真2
■写真3
■写真4
■活動レポート
◇H君の感想
今日は専門家の人がたくさんいて、楽しかったです。思ったより、ハゼの量と種類が少なかったと思いました。カニは思ったより捕まえられました。前回はハゼがたくさん取れたので、少し場所が変わるだけで捕まえられる生き物が違うとわかりました。透視度調査は視力検査みたいで面白く、人によって結果が違ってびっくりしました。薬品を使った検査では、思ったより汚かった。近くに工場があるからかな、と思いました。上流に行ったら、もう少しきれいなんじゃないかなと思いました。ドロドロで汚いように見えたけど、水自体はそこまで汚いわけではないとわかりました。ゴミの捨て方だけではなくて、残ったしょうゆを流すのは良くないことがわかったので、これからは拭いて捨てることを気をつけたいと思いました。
◇H君のお母さん
今回は専門家の方々から色々な説明を聞けました。息子も小3になり、環境問題についての話も理解できたようで、良い機会になったかなと思いました。自然で遊ぶことが好きな子どもたちが、これからの環境問題に取り組むようになれば、将来的にはもっと生き物が増え、良い環境になるのではないかと期待しております。
◇O君の感想
今日はいろいろな水の生きものを捕まえて観察しました。なかでもウナギがいたのがすごかったです。とにかくいろいろ楽しかったです。ヌマチチブが取れなくて悔しかったです。カニや魚の種類も多くて楽しかったです。桑の実が食べることができると教えてもらい、食べたらすごく美味しかったです。
◇O君のお父さん
1年前から罠を仕掛けておいたこと、大きなウナギに驚いた。
質調査講義では疑問が次々と疑問が湧き、自ら調べるキッカケとなった。
◇O君のお母さん
想像以上に様々な生きものを見ることができ驚きました。ちょうど前日に金目川の上流に行き、生きものを探したのですが、水は綺麗なのになかなか生きものに出会うことができませんでした。先生のお話の中で、生きものにとって、生きやすい環境と水の綺麗さがイコールでは無いということを聞き、なるほどと体験を通して学ぶことができました。
◇S君
いろんな思い出があるけど、1番はウナギが見れてよかった。また今度行きたい。
◇S君のお母さん
楽しんで参加している大人の姿が多いのが印象的でした。水質調べでも子どもが実体験できるのがよかったです。子どもたちの生き生きとした表情が見れたのもよかったし、息子がここでの活動を通して、友人関係を築き、その子たちから影響を受けて、魚や自然により興味を持つようになったことがよかったです。お魚を自分でとることがあまりできなかったのは残念だったけれど、これもいい経験です!