【湘南いきもの楽校】青い空の一点、どこだ、どこだと探す。
■助成番号
2023-6111-009
■活動種別
その他
■実施場所
馬入水辺の楽校
■実施期間
4月29日(土)
■実施団体
NPO法人 暮らし・つながる森里川海(呼称:湘南いきもの楽校)
■代表者
臼井 勝之
■活動内容
青空の一点から雲雀の歌声が聴こえてくる。どこだ、どこだと探すほど、とてつもない高いところで鳴いている。首が痛くなるほど見つめてやっと発見できた。
この日、記録された野鳥は28種。夏鳥のコムクドリやコチドリ、セッカなどに加え、冬鳥のツグミやアオジ、オオバンにも出会うことができた。ツバメ3羽がお花畑で泥を取っていた。ハシボソガラスの巣を除くとヒナが首を伸ばし親から餌をもらっていた。春満開である。珍しいところでエナガがいた。ヒクイナの声も聴こえてきた。林の中ではガビチョウ3羽が鳴き交わし、時折、姿を現す。その都度、「あそこ」「いたいた」などの声が聴こえてくる。みんなのドキドキ感が伝わってくる。
そうそう、この日のスタートは朝7:00。野鳥の動きが活発な時間に合わせた。
ちなみに、夏の鳥見のベストの時間は日の出後30分くらいから8:00頃まで。早起きは三文の徳なのである。
♪K君の感想
ハラハラドキドキした。木に止まっている鳥を見つけられてうれしかった。
カラスの巣を見つけられたのもうれしかった。
♪K君のお母さん
早朝の澄んだ空気と優しい花の香りに五感が刺激されました。鳥の鳴き声に集中すると雑念が消え、心が穏やかになりました。
「この花の蜜は吸うと甘いんだよ」「この植物の根っこで葛粉作るんだよ」「なんで自然観察路に舗装されていない箇所があるんだと思う?」などなど、普段は素通りしてしまう景色にもいろんな発見があることがわかりました。水辺の楽校にはよく来ていましたが、いろんな発見があり、解像度が上がりました。
♪ K君のお父さんの感想
ガビチョウがぷっくりしたフォルムで可愛かった。
*4月29日:馬入水辺の楽校「早起き、お散歩バードウオッチング」 大人8、子供5、スタッフ4 合計17人
■写真1 とてつもなく高いところから雲雀の囀りが聴こえてきた。
首が痛くなるほど見つめ、ようやく発見できた。
■写真2 林の中からガビチョウの鳴き声。
三羽が鳴き交わし時折姿を見せる。みんなを興奮させた。
■写真3 夏鳥のコムクドリの群れが20羽以上いた。美しい。(写真:平田寛重さん)