2022年 第24回日本水大賞・国土交通大臣賞を受賞しました
■採択助成番号
2022-6112-013
■実施場所
筑後川流域(福岡県久留米市を中心に流域一帯)
■実施期間
2003~2021年度
■実施団体
筑後川まるごと博物館運営委員会
■代表者
館長 浅見良露
■活動内容
2022年6月14日、東京・日本科学未来館において、日本水大賞委員会 ( 名誉総裁 秋篠宮皇嗣殿下 )と国土交通省が主催する第24回日本水大賞の表彰式が秋篠宮さまご臨席のもと3年ぶりに行われました。日本水大賞は水循環の健全化や水防災に貢献する優れた活動を表彰するものです。
全国から131件の応募があった中、筑後川まるごと博物館運営委員会は「昭和28年筑後川大水害の伝承活動」で国土交通大臣賞を受賞しました。当会が平成15 年から筑後川防災施設くるめウスなどで毎年継続して実施している「昭和28 年筑後川大水害写真展」および「昭和28 年大水害証言発表会」などを中心とした一連の災害伝承活動で、今年19年目となる活動です。その活動の一部として、当会が受ける河川基金助成事業による毎年の公開講座・筑後川流域講座の中で、「昭和28 年筑後川大水害」を学生や一般市民に伝えています。
審査講評に「災害の記憶を風化させず後世に伝えていくことは、災害時の被害を減らしていく上で重要な活動です。地味な活動と捉えられがちですが、様々な工夫を盛り込みながら参加者を増やし、また、埋もれた情報を引き出していく作業を長期間にわたって継続させてきたことは賞賛される」などとありました。いままでの関係の皆様のご協力に感謝いたします。さらに今後もこの活動を継続していきます。
筑後川まるごと博物館
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■写真1 表彰状を手に、斉藤国土交通大臣と共に
■写真2 受賞活動発表会の様子