熱中!お魚調べ

2017/05/16 レポート

■採択助成番号
2017-6111-006
 
■実施場所
馬入水辺の楽校
 
■実施期間
2017年5月7日
 
■実施団体
馬入水辺の楽校の会
 
■代表者
臼井 勝之
 
■報告タイトル
熱中!お魚調べ
 
■本文
馬入水辺の楽校の会ではいろんな自然遊びを楽しんでいますが、一番人気は川遊び。なかでも魚取りはダントツの人気で、毎回大にぎわいとなります。調査活動ですので、自分の好きなものだけを取れば良いというものではなく、網に入るものはなんでも捕まえなければなりません。
初めての子は網を上手く使えませんが、取り方を教えるとやがて魚が網に入ります。「ヤッタ」と完成が上がります。そうなるともう夢中!泥にまみれて熱中!魚取りになるのであります。
捕まえた水生生物は神奈川県内水面試験場の勝呂尚之先生らが、種類、数、大きさを調べます。馬入のスタッフも参加します。
ハゼ類などの稚魚がたくさん捕獲されますが、繁殖できる環境が整っていることの証左であり、嬉しくなります。特筆すべきは、お腹に赤い模様がある小さなカニ、アリアケモドキが多数生息していることで、神奈川県では相模川でしか見つかっていません。
水辺の楽校で多くの水棲生物が見られるのは、ワンドなどの良好な生息環境があるからです。会ではもっと多くの生き物が棲めるようにと、柴漬けの設置などに力を入れています。
(参加人数36人:子供14、大人12、スタッフ10)
 
 
■写真1
大人も子供も、熱中魚取り!網を入れるといろんな生き物が入ります。
 
■写真2
種類、個体数、大きさを調べます。これだけ取れると、調査時間は3時間以上かかります。
 
■写真3
勝呂先生にお魚のことを教えてもらいます。隊員手帳に記録します。
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