開催趣旨
「第1回世界子ども水フォーラム」は、2003年3月滋賀県で開催されました。 この「世界子ども水フォーラム」を引き継ぎ、水問題の解決に向け日本の子どもたちのネットワークを広めていくことを目的として、「世界子ども水フォーラム・フォローアップ大会」を広島(2003年)、宮城(2004年)、東京(2005年)と開催してきました。
本年3月には、メキシコにて 「第2回世界子ども水フォーラム」が開催され、日本を含む 29カ国107名(日本から7名)の11歳から18歳までの子どもたちが参加し、「世界の水問題の解決は地域活動から」をテーマに、世界の子どもたち自身の地域での活動が発表されました。
今回開催した『世界子ども水フォーラム・フォローアップ in丹沢』は、メキシコ世界大会やこれまでの経験と成果を次世代に引き継ぎ、子どもたち自身の水に関する活動がさらに活発となるよう開催したものです。
丹沢大会の特徴と成果
水に関心を持ち、自ら実際に活動している中高生を全国から募集
準備段階で開催した
子ども運営スタッフ会議のようす
活動に関する作文提出による審査
大会の企画、運営は、参加者の中から選ばれた子ども運営スタッフやOB・OGからなる運営スタッフが中心となって実施
自分達自身の活動発表やグループ討議の結果を発表することによるスキルアップ
自分たちの活動に対する改善と他への普及に向けてのネットワーク構築
大会内容
11月23日(木・祝)
11月24日(金)
11月25日(土)
午前
集合
体験活動① (三保ダム)
全体発表会
閉会式
午後
開会式
メキシコ世界大会報告
体験活動② (玄倉川)
分科会②
解散
夜間
分科会①
分科会③
1日目【11月23日(木・祝)】
開会式は、地元神奈川県の灰塚さんの開会宣言で始まり、藤吉実行委員長、瀬戸山北町長に挨拶を頂きました。その後、参加者全員でアイスブレイクを兼ねた名刺交換を行いました。
続いて、メキシコ大会参加者等 10名から「第2回世界子ども水フォーラム」の報告があり、世界中の子供たちとの討議・交流の経験を参加者全員で共有できました。
夕食後は、自己紹介を兼ね、自分の活動を同じ分科会グループの参加者に発表し、意見交換しました。
瀬戸山北町長歓迎挨拶
メキシコ参加報告する10人
2日目【11月24日(金)】
午前中は、酒匂川上流部に横浜市や川崎市への水道水供給等の目的で造られた三保ダムを見学し、今年 8月の急激な増水による水難事故の話も聞きました。
午後は、平成 11年の玄倉川水難事故の際に救助活動に当った米山消防指令長から写真等を交えた当時の状況を詳しく伺い、参加者一同シーンとなってしまいました。
その後の分科会は、各班ごとのとりまとめの討論と明日の発表会への準備に追われ、各班とも深夜まで発表用資料の作成に追われていました。時間切れの班は、最終日 6時半に集合し、残った作業に取り組んでいました。
米山消防指令長による玄倉川水難事故の説明
分科会のようす
3日目【11月25日(土)】
最終日は、 6つの分科会ごとに発表し意見交換しました。1年後の自分への手紙、携帯メールのやりとり、商店街の記者会見など各班のユニークな発表に実行委員も他の参加者も驚かされました。
そして、閉会式では藤吉実行委員長からの講評、子ども代表による日本子ども水宣言の発表、久保田委員の閉会挨拶、参加者全員での写真撮影でフォローアップ in 丹沢 大会の幕が閉じました。
小田原駅では、いつまでも別れを惜しむ参加者の姿がありました。
全体発表会
子ども水宣言を発表する代表者
藤吉委員長の講評
全員でポーズ
今後の展開
フォローアップ大会も今回が4回目となり、水問題に活動する中高生のネットワークが全国に広がりつつあります。
今後は、子供たちがそれぞれの地域でより活発に活動を続け新しい仲間を増やし、卒業後も引き続き水に関する活動を続けられるよう支援していきたい。
『世界子ども水フォーラム・フォローアップ in 丹沢 日本子ども 水宣言 』
開催報告記録集
『世界子ども水フォーラム・フォローアップ in 丹沢 開催報告パンフレット 』
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