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●開催趣旨 世界の水問題の解決について次の世代を担う若者たちが中心になって考えるために、「世界水フォーラム」の分科会の一つとして、「世界子ども水フォーラム」が2003年3月に開催されました。この「世界子ども水フォーラム」での経験と成果が継続したものとなることを期待し、2003年10月の広島大会に引き続き、2004年7月に「世界子ども水フォーラム・フォローアップin宮城」が開催されました。参加してくれた子ども・若者達が、世界の水問題を知ってもらうとともに、日本の子どもたちにできることについて子どもたち同士で考えてもらいました。
●場 所 国立花山少年自然の家及びその周辺地域
●参加者 作文で選考した60名の中学生・高校生と9名の子ども企画委員、10名のファシリテーター。総勢79名。
・子ども企画委員 … 京都及び広島大会の経験者を中心に企画段階から主役となって話し合いのテーマや進め方を決める子どもたち。
・ファシリテーター… 子ども達同士の話し合いを円滑に進め、大会の運営の進行を努める大学生を中心としたグループ。
●スケジュール
○7月30日(金)
・開会式(開会宣言、参加者紹介)
・オリエンテーション(レクリエーション、名刺交換会)
・交流会(キャンプファイヤー、花山音頭)
○7月31日(土)
・フィールドワーク(源流コース、ダム湖コース、料理コース)
・分科会
第1分科会: LOVE&PEACE&WATER
第2分科会: かけがえのない食料の水
第3分科会: 身近な水の利用
第4‐(1)分科会: 水辺の生物と水質(1)
第4‐(2)分科会: 水辺の生物と水質(2)
第5・6分科会: 人と水と土木
第7分科会: 地域と水
第8分科会: 環境教育
・分科会中間発表
○8月1日(日)
・各分科会の発表会
・閉会式
・さよなら交流会
●成果
「子ども企画委員」から提案された8つのテーマごとの分科会にわかれ、ファシリテーターの補助のもと子どもたちが熱心に水についての議論を行いました。またそれらの分科会で考えたこと、話し合ったことを、劇など様々な趣向を凝らした発表で参加者全員に伝えてもらいました。
●感想・コメント
・水が汚れていたり水中生物がすみにくい環境であったら、それを改善できるように努力をしていきたい(青森県、高2)
・今回の大会で水を守る活動をしている人は全国にたくさんいることを知って、とても勇気がでました(熊本県、中3)
・今回のフォーラムで話し合ったり発表を聞いたりした中でたくさんの知識を得ることができたので、それを地元の会や子ども会議の中で発表していきたい。(神奈川県、高2)
分科会の様子 |
参加者
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劇による分科会の成果発表 |
花山中学生を交えた交流会
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花山湖上流端での体験活動 |
砥沢のシャワークライミング
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●詳細(世界子ども水フォーラム・フォローアップin宮城 活動記録集)
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