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掲載日:2015.12.02

平成23年度プロジェクトWILD&WET合同全国大会 開催レポート

平成23年度プロジェクトWILD&WET合同全国大会 開催レポート

2015/12/02

プロジェクトWETとしては3回目となる全国大会。
昨年度に引き続きプロジェクト・ワイルドと合同で開催し、両プログラムのたくさんの指導者等に参加いただきました。 
今回は、大会の運営に多くのファシリテーターの方々にご協力いただき、様々な振り返りや進行を行っていただく事で、より参加者主体の全国大会へと近づく事ができました。その全国大会の様子を写真をメインにしてレポート致します。 
 
 日程     : 平成24年2月11日(土) ~ 12日(日)
 開催場所     : 高尾の森わくわくビレッジ(東京都八王子市) 
 主催     : (財)公園緑地管理財団、(財)河川環境管理財団
 参加者数     : 73名
 
オプショナルプログラム プロジェクト・アドベンチャー体験 
 
会場となる「高尾の森わくわくビレッジ」の施設にはプロジェクト・アドベンチャー(PA)の体験スペースがあります。プロジェクトWETやWILDのアクティビティとも相性の良いPA。早目に来られた参加者用にとオプショナルプログラムとしてPWすぎなみメンバーに企画いただいたところ、早朝から多くの方々に参加いただきました。
 
プロジェクト・アドベンチャー体験の写真1
 
「ジャンケン・チャンピオン」等のアイスブレイクでなごみます。
 
プロジェクト・アドベンチャー体験の写真2
 
「ジャイアント・シーソー」 14人全員がでシーソーを一度も倒すことなくバランスを取って乗ることができるか!(みなで課題解決をします) 
 
プロジェクト・アドベンチャー体験の写真3
 
「ニトロ・クロッシング」 小さな島から小さな島へ、14人全員がロープでわたることができるか!(みなで協力をします) 
 
オープニング・アイスブレイク 
 
いよいよ平成23年度プロジェクトWILD&WET合同全国大会の始まりです。主催者挨拶や会場である「高尾の森わくわくビレッジ」の諏訪館長様にご挨拶いただき、大阪の田中利男氏、北海道の二杉寿志氏にプロジェクトWETやワイルドの講習会やアクティビティ実施でも使えるように様々な「使える」アイスブレイクを披露いただきました。 
 
オープニング・アイスブレイクの様子
 
諏訪館長より「高尾の森わくわくビレッジ」の概要説明 
 
オープニング・アイスブレイクの様子
 
北海道から九州まで様々な方々が集まった全国大会。アイスブレイクとして自己紹介をしあい、交流します。 
 
オープニング・アイスブレイクの様子
 
アイスブレイク。右手と左手でうまく時間差でカウント。思ったより難しい?? 
 
参加者プログラム(1)と(2) 
 
主にWILD側とWET側の2つの分科会に分かれ、同時進行で参加者プログラムが進行します。各プログラムの最後には今大会「振り返りテーター」とよばれる方々を中心に、意見交換を行います。

 
プロジェクト・ワイルド事例「いろいろいっぱい、色いっぱい…ムシできない虫たちのはなし」(井上博夫氏
 
プロジェクト・ワイルド事例「いろいろいっぱい、色いっぱい…ムシできない虫たちのはなし」(井上博夫氏)。待ち受け型のガイドツアーを行い、虫の目立つ色・目立たない色等を考えます。 
 
プロジェクトWET事例「流域の水の保全と利用を考える」(橋本淳司氏)1
 
プロジェクトWET事例「流域の水の保全と利用を考える」(橋本淳司氏)。流域をキーワードに水はどこから来ているのか?なぜ守らないとダメなのか?を考えます。 
 
プロジェクトWET事例「流域の水の保全と利用を考える」(橋本淳司氏)2
 
「流域の水の保全と利用を考える」。コンセプトマップを用いてグループディスカッション。 
 
プロジェクトWET事例「流域の水の保全と利用を考える」(橋本淳司氏)3
 
「流域の水の保全と利用を考える」。流域に住む様々な人々のジレンマをとりあげ、解決策を探ります。 
 
参加者プログラム(3)と(4) 
 
参加者プログラム(3)と(4)は昨年に引き続き両プログラムの「複合事例」。WETやワイルド等のアクティビティを複合的に実施した事例の紹介です。今回、参加者プログラム(4)ではPLT(プロジェクト・ラーニング・ツリー)の事例も組み合わせて実施されます。

 
ワイルド・ウェット複合事例「世界地図で体験学習!!」(中川貴之氏)
 
ワイルド・ウェット複合事例「世界地図で体験学習!!」(中川貴之氏)。身近なたべものがどこからきているのか?大きなブルーシートを用い、世界地図でディスカッションします。 
 
ワイルド・ウェット複合事例「小学校の総合的な学習でのWILD,WET,PLTの実践」(佐藤敬一氏)1
 
ワイルド・ウェット複合事例「小学校の総合的な学習でのWILD,WET,PLTの実践」(佐藤敬一氏)。実際の小学校で実施した時のプログラムを再現します。最初はプロジェクトWETの代表的なアクティビティ「青い惑星」。今回、地球儀は100回まわされ続けました。 
 
ワイルド・ウェット複合事例「小学校の総合的な学習でのWILD,WET,PLTの実践」(佐藤敬一氏)2
 
「小学校の総合的な学習でのWILD,WET,PLTの実践」。続いて、PLTのアクティビティ「木は工場」。参加者が幹の構造について、「辺材」や「樹皮」となってシミュレートします。 
 
ワイルド・ウェット複合事例「小学校の総合的な学習でのWILD,WET,PLTの実践」(佐藤敬一氏)3
 
「小学校の総合的な学習でのWILD,WET,PLTの実践」。最後はプロジェクト・ワイルドのアクティビティ「大親友」を神経衰弱形式で実施。振り返りに学校との連携方法や移動教室の話、学校の信頼を得るにはどうしたらよいかなどについても話し合いました。 
 
参加者プログラム(5)と(6) 
 
1日目最後の分科会では、またWETとワイルドのプログラムに分かれ、それぞれ地域での実践や学校での教科での実践について事例紹介。

 
プロジェクト・ワイルド事例「プロジェクト・ワイルドKIDSCLUB自然発見塾in国営昭和記念公園」(漆原敏之氏)
 
プロジェクト・ワイルド事例「プロジェクト・ワイルドKIDSCLUB自然発見塾in国営昭和記念公園」(漆原敏之氏)。PWすぎなみで6年間実施された活動の報告やオリジナルアクティビティ等について紹介がありました。 
 
プロジェクトWET事例「社会科・理科におけるプロジェクトWETを活用した環境学習」(岸本勝義氏)1
 
プロジェクトWET事例「社会科・理科におけるプロジェクトWETを活用した環境学習」(岸本勝義氏)。絵本の活用方法を紹介します。また、なぜプロジェクトWETのアクティビティを授業で取り入れることが有効か?等について報告がありました。 
 
プロジェクトWET事例「社会科・理科におけるプロジェクトWETを活用した環境学習」(岸本勝義氏)2
 
「社会科・理科におけるプロジェクトWETを活用した環境学習」。プロジェクトWETのアクティビティ「継ぎ合せよう」を日本版にアレンジした事例を紹介。各地域の気温や降水量のデータをもとに、日本の地形の特徴や地域の特色について学びます。 
 
プロジェクトWET事例「社会科・理科におけるプロジェクトWETを活用した環境学習」(岸本勝義氏)3
 
「社会科・理科におけるプロジェクトWETを活用した環境学習」。最後に新アクティビティ集掲載の「のんびりいこうよ」を岸本先生のフィールドである岡山県赤磐市の地域版にアレンジして実施。現役の教職員でおられます岸本先生からは「理科や社会科の学習の中で、体験学習ができないものは知識を伝えるだけの学習になってしまう。そこで模擬体験できるWETのアクティビティを取り入れることにより、子どもたちに気づきが生まれる環境学習が展開できる。」と、学校教育でアクティビティ取り入れる事の意義を伝えていただきました。 
 
「活動の振り返り」と「交流会兼お楽しみ会」 
 
今大会より、各分科会プログラムの概要及びディスカッションの振り返りを行い、片方の分科会に参加できなかった方も情報を共有できるような時間を設けました。また、更なるネットワークづくりを行うべく交流会が開催され、恒例の参加者企画である「オークション」で大いに盛り上がり、一日目が終了しました。

 
活動の振り返り
 
「振り返りテーター」より、各分科会プログラムの概要とそれぞれの振り返りや挙げられた意見・アイデア等を紹介。 
 
交流会兼お楽しみ会
 
プロジェクトWETやWILDに関連するグッズを参加者や事務局が提供して「オークション」交流。中にはなかなか日本では手に入らないようなレアグッズも。 
 
参加者プログラム(7)と(8) 
 
2日目となる全国大会。オープニングの後、参加者プログラム(7)と(8)に分かれ、早朝から熱いアクティビティ紹介が行われます。

 
プロジェクト・ワイルド事例「いきもののきもち」(玉川大学学生環境保全委員会)
 
プロジェクト・ワイルド事例「いきもののきもち」(玉川大学学生環境保全委員会)。”やさしいことば”をテーマとして、アクティビティ「第一印象」をアレンジして実施。動物になり、どんな言葉をかけたら、かけられたら、みんなが気持ちよく過ごせるかを考えます。 
 
プロジェクトWET事例「WETガイドブック2.0 新アクティビティ 正しい水分補給」 (西由紀美氏)1
 
プロジェクトWET事例「WETガイドブック2.0 新アクティビティ 正しい水分補給」 (西由紀美氏)。2011年9月に米国にてガイドブックが”ジェネレーション2.0″と大幅改訂され、新しいアクティビティがいくつも導入されました。今回西氏がその「ガイドブック2.0」からの新アクティビティを日本初公開で実践されました。 
 
プロジェクトWET事例「WETガイドブック2.0 新アクティビティ 正しい水分補給」 (西由紀美氏)2
 
「正しい水分補給」。ロープで大きな人間の形をつくり、運動等によって体外に出る水、食事等で補給される水などを全員でシミュレートします。 
 
プロジェクトWET事例「WETガイドブック2.0 新アクティビティ 正しい水分補給」 (西由紀美氏)3
 
「正しい水分補給」。運動等で失われた水分量を補うにはどうしたらよいか。「正しい」水分補給をするにはどのようにしたらよいか、などについてボードゲームをしながら学んでいきます。 
 
参加者プログラム(9)と(10) 
 
いよいよ最後となる参加者プログラム。ラストにふさわしい「トリ」のアクティビティが実施され、振り返りのディスカッションでは活発な意見交換が交わされました。

 
プロジェクト・ワイルド事例「フクロウのペリット実体験と動物園連携」(大鹿聖公氏)
 
プロジェクト・ワイルド事例「フクロウのペリット実体験と動物園連携」(大鹿聖公氏)。フクロウが口から排泄した塊である「ペリット」。このペリットから取り出した骨をきれいに洗って、骨格図の上にある骨と同じ形のものを探して置いていきます。 
 
プロジェクトWET事例「WETガイドブック2.0 新アクティビティ 侵入者!」(谷口浩史氏)1
 
プロジェクトWET事例「WETガイドブック2.0 新アクティビティ 侵入者!」(谷口浩史氏)。参加者プログラム(8)に引き続き、「ガイドブック2.0」からの新アクティビティを実践。参加者が動物(水辺の魚)の在来種と外来種に分かれ、外来種が次第に繁殖していく様子をシミュレートします。 
 
プロジェクトWET事例「WETガイドブック2.0 新アクティビティ 侵入者!」(谷口浩史氏)2
 
続いて、「侵入者!」の植物編。イス取りゲームに近いルールで水辺の植物の在来種と外来種との関係を考えます。さらに、人間が駆除役として加わるとどうなるかを検証します。 
 
プロジェクトWET事例「WETガイドブック2.0 新アクティビティ 侵入者!」(谷口浩史氏)3
 
「侵入者!」の動物編、植物編を振りかえり、そもそも「外来種」とは?持ち込まれた背景は?私たちがこの問題に対してどうしていくべきか?等についてディスカッションをして、深く考えます。 
 
お悩み相談ミーティング・クロージング 
 
午後からは「お悩み相談ミーティング」。事前に参加者から全国大会で話し合いたい事・聞いてみたい事等を寄せてもらい、それらを以下の6つのテーマに分け、ディスカッションしました。

(1)広報・知名度up・人集め
(2)連携・ネットワーク
(3)実践の場づくり
(4)幼児向け実施方法
(5)学校での活用事例・アプローチ方法
(6)アクティビティ活用・アレンジ方法

最後に、今後プロジェクト・ワイルドやWETの更なる普及推進には指導者のネットワークづくりが必要なこと、Facebookなどの活用が効果的であること等が挙げられ、平成23年度の全国大会が締めくくられました。 
 
お悩み相談ミーティング
 
「振り返りテーター」が間に入り、様々なお悩みについてテーマごとにディスカッションします。 
 
お悩み相談ミーティング
 
「アクティビティ活用・アレンジ方法」では、教材の作成方法、アレンジ方法、プログラムにつかえる書籍等が紹介され、情報交換されました。 
 
お悩み相談ミーティング
 
様々な団体や学校と連携するにはどのようにしたらよいか、様々な意見が出されました。 
 
お悩み相談ミーティング
 
ミーティングでブレインストーミング。知名度を上げるには様々な課題をクリアしていく必要があります。 
 
お悩み相談ミーティング
 
プロジェクトWETやワイルドをもっと地域や学校で活用してもらうための方策等、様々なアイデアが出され全員で共有しました。 
 
終わりに
 
各プログラムのディスカッションやミーティングでは、今後の両プログラムのあり方や方向性について、様々なヒントやアイデアをいただきました。
ご参加戴いた皆様、ご協力、ご支援を戴きました皆さま有り難うございました。

今後もこのような大会を設けたいと思いますので、今回参加できなかった方、これから指導者を目指される方、ぜひ次回の大会にご参加ください。 
次回大会に参加を希望される方は是非プロジェクトWETメールマガジン「WETnews」やワイルドメルマガにもご登録下さい。 

 
全体プログラム
       
  平成24年2月11日(土)    
       
 09:00 プロジェクト・アドベンチャー
(オプショナル・プログラム)

 
 
   
       
 12:30 オープニング・プログラム紹介
 
   
       
 12:45 アイスブレイク(田中利男氏、二杉寿志氏)
 
   
 13:45 休憩    
 14:00 参加者プログラム(1) プロジェクト・ワイルド事例
「いろいろいっぱい、色いっぱい…ムシできない虫たちのはなし」
井上博夫氏
  参加者プログラム(2) プロジェクト・ウェット事例
「流域の水の保全と利用を考える」
橋本淳司氏
 
 15:15 休憩    
 15:30 参加者プログラム(3) ワイルド・ウェット複合事例
「世界地図で体験学習!!」
中川貴之氏
 
  参加者プログラム(4) ワイルド・ウェット複合事例
「小学校の総合的な学習でのWILD,WET,PLTの実践」
佐藤敬一氏
 16:45 休憩    
 17:00 参加者プログラム(5) プロジェクト・ワイルド事例
「プロジェクト・ワイルドKIDSCLUB自然発見塾in国営昭和記念公園」
漆原敏之氏
  参加者プログラム(6) プロジェクト・ウェット事例
「社会科・理科におけるプロジェクトWETを活用した環境学習」
岸本勝義氏
       
 18:15 活動振り返り
 
   
 19:00 夕食    
 20:00 交流会兼お楽しみ会(オークション等)
 
 
   
 21:30 一日目終了    
       
       
  平成24年2月12日(日)    
       
 08:45 オープニング・プログラム紹介
 
   
       
 09:00 参加者プログラム(7) プロジェクト・ワイルド事例
「いきもののきもち」
玉川大学学生環境保全委員会
 
  参加者プログラム(8) プロジェクト・ウェット事例
「WETガイドブック2.0 新アクティビティ 正しい水分補給」 
西由紀美氏
 10:15 休憩    
 10:30 参加者プログラム(9) プロジェクト・ワイルド事例
「フクロウのペリット実体験と動物園連携」
大鹿聖公氏
 
  参加者プログラム(10) プロジェクト・ウェット事例
「WETガイドブック2.0 新アクティビティ 侵入者!」
谷口浩史氏
       
 11:45 活動振り返り
 
   
 12:15 昼食    
 13:00 お悩み相談ミーティング(1)
(1)広報・知名度up・人集め
(3)実践の場づくり
(5)学校での活用事例・アプローチ方法
   
(2)連携・ネットワーク
(4)幼児向け実施方法
(6)アクティビティ活用・アレンジ方法
 13:45 休憩    
 14:00 お悩み相談ミーティング(2)
(1)広報・知名度up・人集め
(3)実践の場づくり
(5)学校での活用事例・アプローチ方法
   
(2)連携・ネットワーク
(4)幼児向け実施方法
(6)アクティビティ活用・アレンジ方法
       
 14:45 クロージング
 
   
 15:00 終了    
       

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