プロジェクトWET

レポート

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プロジェクトWET エデュケーター講習会 in まんのう


      
   日  程    平成19年6月9日(土)9:00 ~ 17:00
   開催地    国営讃岐まんのう公園 総合センター 研修室  (香川県仲多度郡まんのう町)
   講  師    井上 博夫    
      
 
 環境教育に関心のある方に国営讃岐まんのう公園にお集まりいただいて講習会を開催。

WET?らしく当日の朝は、雷雨。ドシャブリの中、22名(2名欠席)で幕を開けた。四国の水がめ早明浦ダムの貯水率がこの時期45%を切ろうかという史上最悪の水飢饉が予想される中での開催だ。そのせいか水行政の方々の参加が多い。

また、この17日から海外青年協力隊員としてコスタリカへ向かう高校の美術の先生も駆けつけてくれた。環境教育と美術のコラボレートを模索中だという。
参加者の4分の1は、翌日のWILDも受講される。うれしい。

雨のため少し遅れて「雨降って地固まる」からスタート。アイスブレイクを兼ね自己紹介からシャッフル。席替えのあと「雷雨」から「通り抜けます」、雷雨のCDを流しながら、その雨のゆくえを「水に流す」ということわざの由来から森のダム効果まで模擬体験を通じて、参加者の体に染み込ます。どうやら雨はあがったようだ。

地球儀を使ったキャッチボールから地球の水の旅を体感。「ブループラネット」「驚異の旅」。大量に消費される日本の水、バーチャルウォーター。日本の平均値より多い香川の生活水。アフリカのある共和国との比較からの「ふりかえり」。まずは、一気にWETのアクティビティを体験してもらった。

休憩をはさみ、WETやテキストの説明。07年版PPTを活用し、プロジェクターやクイズ形式で。ピアティーチングは、実施するアクティビティの選択と役割分担、演じる順序を決定。各アクティビティの特徴などを伝え、グループワークは昼食を忘れるほど熱を帯びる。今回、スタッフが少なかったが、精力的に各班のアドバイスに務めた。前回同様、ピアティーチング用の小道具やヒントとなるような資料は用意した。考える時間を有効に使ってもらうためだ。

 午後からは、「限界ギリギリ」。浄水場・下水処理場のしくみから怪しげな水の希釈。安全な水とは何かを問う。限界ギリギリカードとリンボーダンス。「紙芝居」で再確認。現在の水質汚染要因は、家庭からの雑排水が60%を占めることを気づかせる。私たちは、川や池から取水し、川や海に排水する。四国の川の水質から香川の川の水質。流れのある街の都市計画「塵も積もれば」。流域全体で街づくりをしなければならないこと、隣の町と協議しなければならないことなどを「紙芝居」を通して再確認。便利というものと引き換えに失った暮らしのヒント。かけがえのない私たちの地球、生活を支える命の水で締めくくる。

ピアティーチングは、アクティビティ毎に評価を書かせ、各班のねらいや進め方のポイントをアドバイスした後、グループで評価会。よかったところ、改善点を再考させる。

カリキュラムを終了して全体のふりかえり。各班のそれをコピーし、全員に配布。環境学習プログラムの流れと体験学習法について補足説明。導入から展開、ふりかえり(指摘・分析・概念化)、まとめ。何を考えるかではなく、どのように考えるかを学ぶことが大切であることを伝える。

修了書の授与のあと、登録申請書やアンケートを配布し、労をねぎらい、交流や再会を約束し、記念写真を撮って閉講した。このあと、明日のWILDの講習会の準備をして帰路についた。明日は、きっと快晴だ!
 
  

  
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