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掲載日:2015.12.01

体験型科学(環境)教育プログラム実習:プロジェクトWET

体験型科学(環境)教育プログラム実習:プロジェクトWET

2015/12/01


 
      
   日  程    平成20年11月19日、11月26日、12月3日、12月10日 各回(11:20~13:10)
   開催地    沖縄ペットワールド専門学校 海洋生物・ECO学科  (沖縄県 那覇市)
   講  師    藤田喜久    
      
 
 沖縄ペットワールド専門学校 海洋生物・ECO学科の2年次の授業の一環として、プロジェクトWETエデュケーター講習を実施した。

講習は、4回(平成20年11月19日、11月26日、12月3日、 12月10日)に分け、各回11:20~13:10の時間帯で行った。実施アクティビティとしては、「驚異の旅」、「青い惑星」、「大海の一滴」、「水のオリンピック」、「コミュニティを比較しよう(試行版)」を実施し、ピアティーチングとしては「アクアボディー」、「塵もつもれば」、「水の住所」を選択した。

 初回(11月19日)は、時間前半にプロジェクトWETの説明を行い、後半に「驚異の旅」を実施した。

 2回目(11月26日)は、時間前半に「青い惑星」と「大海の一滴」を実施し、「導入」の重要性を議論した。後半は、「水のオリンピック」を実施した。この日の最後に、ピアティーチング用のアクティビティを発表してグループ分けを行い、各自で準備をするよう伝えた。

 3回目(12月3日)は、時間前半に「コミュニティを比較しよう(試行版)」を実施した。試行版のアクティビティということで、分かりにくい点や専門的に問題のある点などを出し合った。後半は、ピアティーチングとして「アクアボディー」を実施した。

 4回目(12月10日)は、ピアティーチングとして「塵もつもれば」と「水の住所」を実施した。

 ピアティーチングについては、各グループともに、対象人数や時間内に収まるよう様々なアレンジがなされており、良くできていた。また、実施後の学生の感想としては、指導的立場になること大変さについての意見が多く出ていたが、逆に、上手くできた(笑いを取れたり、注目を惹く事ができた)ときの満足感を感じている学生もいた。全体的に若い学生らしい「柔らかな」ファシリテートはとても好感がもてた。この専門学校では、水族館、ダイビング業界、観賞魚ビジネスなど「水」に関わる仕事につく学生が多いので、今後プロジェクトWETなどを用いてどんどん活躍して欲しいと思った。
 
    
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