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掲載日:2015.12.01

プロジェクトWETエデュケーター講習会in茨城大学

プロジェクトWETエデュケーター講習会in茨城大学

2015/12/01


 
      
   日  程    平成21年3月21日(土)~22日(日)  10:00~17:00
   開催地    茨城大学教育学部  (茨城県水戸市)
   講  師    郡司晴元  矢部玲子    
      
 
1.全体的に
本講習会は,これまで学生を対象にしていたが,茨城大学教育学部地域連携委員会との共催により,一般からの受講も参加可能とした。共同ファシリテーターを迎え,国語教育的側面からのアプローチも加えた講習会となった。
参加者が少数だったため,作業に時間を要することもあったが,教師や野外活動指導者など意識の高い参加者は,積極的に取り組んだ。

2.小講義
「プロジェクトWETの理念など」,「ウォーク・スルー・ザ・ガイド」を行い,WETへの理解を促した。

3.アクティビティ
「幅広い体験」に主眼を置いた。結果的に9種類のアクティビティを紹介した。「青い惑星」をアイスブレイクとして取り入れ,「大海の一滴」では調理器具などを駆使して理解しやすいように工夫した。「驚異の旅」では,財団名古屋事務所作成のシール式ワークシートを使用した。また多方面からWETを理解できるよう,「水と文化」のアクティビティ,「ダストボールと大草原地帯と決壊した堤防」を日本向けにアレンジした「十津川村の鉄砲水」を紹介した。川村たかし作の児童文学『新十津川物語・1 北へ行く旅人たち』(偕成社文庫4070 PP.11~51)を題材として使用した。

4.ピアティーチング(画像参照)
参加者が少数だったため,準備から実施まで一人で行うという負担はあったが,積極的な取り組みの下,密度の濃い活動となった。「水に関する職業」では,場所と仕事内容によって付箋の形や字の色を変えるという工夫がなされた。「魅力的な休日」では,観光地を沖縄に絞り,常陸地方との気候の差をネット検索し,その結果を板書で説明するという短い時間で実践する工夫がなされた。

5.その他
自然と国語を結びつける活動事例「校歌を作詞しよう!」を紹介した。「ネイチャーライティング」の歴史と概念について講演した後,常陸地方の水に関する自然をうたった校歌を作詞する活動につなげた。
 
  
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