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掲載日:2015.12.01

プロジェクトWETエデュケーター講習会in岐阜

プロジェクトWETエデュケーター講習会in岐阜

2015/12/01


 
      
   日  程    平成22年11月6日(土)
   開催地    国営木曽三川公園内河川環境楽園 自然発見館 創作工房  (岐阜県各務原市)
   講  師    村瀬典康、近藤繁、福島晃子    
      
 
今回の講習会は、行政関係者2名、団体職員3名、一般会社員3名、NPO関係者1名の計9名の受講者に対し、ファシリテーター3名で実施しました。

●アクティビティー
・青い惑星   (新アクティビティ集)
・驚異の旅
・行動を起こせ!(新アクティビティ集)
・流域探し   (新アクティビティ集)
○ピアティーチング
・水のオリンピック (Aグループ:3名)
・アクアボディー  (Bグループ:3名)
・水の住所     (Cグループ:3名)

まずはアイスブレイクとして、簡単な自己紹介をしながら、「青い惑星」を実施しました。結果は陸:35%,海:65%となりました。受講者も途中でアクティビティの要旨・仕組みに気づいたようです。

結果と答えのずれに関しては、ファシリテーターから、『地球儀のボールをやりとりする回数を増やす。』、『投げる時に回転をかけるようにすると、陸と海の結果が偏らない。』などの対応策をお話しました。


次に最もポピュラーなアクティビティ「驚異の旅」を実施しました。後で物語が作りやすいようにオリジナルのシールを用いて実施しました。物語は、グループごとにシールの種類が一番多かった人の結果を取り挙げ、話し合って作ってもらい発表してもらいました。

各グループの旅の経緯、蒸発・凝結のキーワードをボードに書き出し比較することにより、『水循環内の水の移動』や『サイコロの仕組み』について、気づいてくれたようです。
 
なお、どのグループも植物のシールが無かったため、植物への移動、植物からの移動について説明しました。最後に、発展として水循環内の汚染プロセスを取り込みや、類似のものとして人工的な水循環も取り入れている『ブルートラベラー』などがあることを紹介しました。


その後、WETの概要説明,ガイドブックの説明を挟み、「行動を起こせ!」を実施しました。水に対して意識の高い参加者が多く、短時間での避難リスト作成においては、それぞれの個性が出ており、各班での作業は盛り上がっていました。

参加者による反応の違いや子供のみ実施する場合の発展として、家に持ち帰り家族で話し合ってもらう方法を紹介しました。


午後からはピアティーチングとして、「(1)水のオリンピック」,「(2)アクアボディー」、「(3)水の住所」、「(4)ハンプティ・ダンプティ」からチーム毎に選択実施していただきました。

この頃にはすっかり打ち溶け合ってみえましたので、実施方法の確認、役割分担などスムーズに行われ、発表とまとめについても決められた時間内にしっかりと実施していただきました。特にアクティビティ毎のツールに使い方については、講師の側が参考になることも多々ありました。


最後に「流域探し」を実施した上で、他のアクティビティとの関連付けやコース作りなど、また子供達にアクティビティを実施する場合の経験上の問題点や課題などをお話して、「まずは機会を見つけて実行してみて下さい。機会づくりの協力もできる限りします。」の言葉を添え、まとめとしました。
 
  

  

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