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レポート

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水について楽しく学び考える「プロジェクトWET指導者講習会in五色台」

       
   日  程    平成24年6月9日(土) 9:30 ~ 17:00
   開催地    瀬戸内海国立公園 五色台ビジターセンター自然体験ハウス  (香川県坂出市)
   講  師    井上 博夫    
      
 
梅雨入り直後とあって、瀬戸内特有の自然現象に遭遇。瀬戸内海を見渡せる山頂の会場は、真っ白な霧に包まれ定時開催が危ぶまれたが、全員無事に到着。途中、遭遇した白装束のお遍路に肝をつぶしたと聞く。ゾクッとしたとか。

参加者が少なく中止に追い込まれそうになったが、一人の参加者の呼びかけで開催にこぎつけた(感謝!)。今回は、四国パートナーシップオフィス(四国EPO)から見学者があり、会場周辺の雰囲気も加味されて、和やかに開催できた。参加者には、「四国の水」「さぬきの水」「私たちの水」の冊子を参考資料として配布した。四国の水事情を考える上で貴重な資料だ。

梅雨の話から入り、まずは、ネームトスで参加者の名前を憶えることからスタート。そして、ブループラネットへ誘う。無言の誕生月のラインアップからグルーピング。

WETの定番アクティビティ「驚異の旅」へ。水のありかのブレイクダウン。世界、日本、香川、高松の1人1日の生活使用水量から命を支える水の大切さを説く。

続いて「枝分かれ/流域探し」。つながるをテーマにした写真やイラストから分水嶺の模型づくりと等高線図の作成。自分たちの地形図に雨が降ったら…。予想と検証は、ブルーシャワーで。開放的な水系や閉鎖的な水系を模擬的に観察。続いてある川の水系図に本川、支川、枝川を色分けし、源流点を予測。またその流域を描き入れ、答え合わせ。川を点や線で捉えるのではなく、面で捉えれば見えないものも見えてくる。

WETの概要説明は、パワーポイントとテキストで。水の物理的・化学的な特性は、あらかじめ班の机に香川の特産である「丸亀のうちわ」に描きとめて設置したものを読み上げてもらった。これは、ピアティーチングへのヒントや気づきのための仕掛けである。昼食の時間も有効に活用するためにお弁当持参を必須とし、アクティビティの選定などを行う。

アクティビティを選択し、実践に向けて作戦タイム。EDスタッフが助言しアイデアを練る。午後からは、天気が回復し暑いぐらいの陽気に。照明は、節電のため落とした。

アクティビティ体験は、「限界ギリギリ」「塵も積もれば」。定番メニューを熟し、いよいよ実践。各グループは「通り抜けます」「水の住所」「水のオリンピック」を選択。始めに体で水を表現し、次に頭で考え、最後は、手先の技能合戦。結構盛り上がる。実践を終え、評価会。よかったところや改善したいところを話し合い、質問の時間を取る。

最後は、しおりにもしたためてある体験学習法について解説。導入→展開→ふりかえり・わかちあい→まとめまで、その流れを指導。今日の目的、「参加体験」「基本知識の習得」「指導体験」の達成度を問いかけ、登録申請書の作成。今後の交流を誓い、記念写真を撮り、全員で会場の片付け。県外からの参加者の要望で、瀬戸大橋を一望できる展望スポットへ全員で向かう。

夕暮れの瀬戸内海は、ガラスを張ったようなベタ凪で、対岸の岡山も十分見通せた。風が気だるい体に心地よい。講習会の終わりに、こういう時間を共有できた参加者に感謝。スタッフに感謝。次回につなげたい。
 
  

  
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