生き物の王国づくりトンボ池のエコアップ

2018/06/01 レポート

■採択助成番号
2018-6111-013
 
■実施場所
馬入水辺の楽校
 
■実施期間
2018年5月20日(日)
 
■実施団体
NPO法人 暮らし・つながる森里川海(呼称:湘南いきもの楽校)
 
■代表者
臼井 勝之
 
■報告タイトル
生き物の王国づくり
トンボ池のエコアップ
 
■本文
馬入水辺の楽校は自然環境を復元して造られた大きなビオトープです。
造って初めてわかるのが維持管理の難しさです。
日本の自然は活力があるため、すぐに草木が生えてきます。
原っぱにしてもトンボ池にしても、造ったら終わりではなく、そこからが始まりとなります。
そこに環境学習の要素も詰まっています。「明るくなったらどんなトンボが棲みつくかな」など、学ぶことがたくさんあります。
トンボ池は作って2~3年は多様な生き物が棲みつきましたが、草木類が生い茂り、特定の種類しか出現しなくなりました。狭い面積で生物多様性を図るには、一程度の撹乱が必要です。当日も木を切ったりマコモを引き抜いたりなど、エコアップに汗を流しました。抜いたマコモやミゾソバを新トンボ池に植栽しました。
※参加者:子供4人、大人3人、スタッフ3人、講師1人+遊びに来た子供達3人、大人2人。
 
■写真1

一年でこんなに草木が茂ります
 
■写真2

草木を引き抜き、明るくしました。
 
■写真3

シオカラトンボやオオシオカラトンボのヤゴが見つかりました
 
■写真4

珍客、サラサヤンマの♀を捕獲しました。
平塚で、♀は初記録です。普段は里山の希少種。
どこから飛来してきたのでしょうか。捕まえた人は英雄になりました。
 
 
ページトップへ