相模川クリーンキャンペーン嬉しい助っ人!サーファーの皆さんありがとう!

2017/05/26 レポート

■採択助成番号
2017-6111-006
 
■実施場所
相模川河口
 
■実施期間
2016年00月00日(曜日)~2016年00月00日(曜日)
 
■実施団体
馬入水辺の楽校の会
 
■代表者
臼井 勝之
 
■報告タイトル
相模川クリーンキャンペーン
嬉しい助っ人!
サーファーの皆さんありがとう!
 
■本文
桂川・相模川流域協議会主催の相模川クリーンキャンペーンに参加しました。
同キャンペーンは源流域の山梨県民と神奈川県民が一体となって実施しているもので、流域全体の環境を保全するため、ゴミの清掃活動や水質調査など、流域各地の団体と協働して展開されています。馬入水辺の楽校の会も同協議会の会員として参加しています。
この日は、相模川河口の大掃除(主催:桂川・相模川流域協議会 相模川湘南地域協議会)。サーファーの皆さんの嬉しい飛び入り参加もあり、73名という、これまでで最高の参加者数となりました。、
ゴミ拾いしながら毎年、頭に浮かぶのが「浜の真砂は尽くるとも、世にゴミ?の種は尽くまじ」のフレーズ。
以前から比べるとだいぶ減ったような気がしますが、相変わらずのゴミの量にヤレヤレ。
一人一人が心がければゴミは無くなるのにと思いながら汗を流しました。
ここに来ると思うのが、かってあった渡り鳥の楽園、相模川河口干潟。
潮が引くと広さ5haほどの干潟ができ、シギやチドリなど水鳥の一大生息地となっていました。
相模川河口の自然を守る会(1975ー2010年)により、干潟の保護運動が展開されましたが、1990年頃から、海岸線の侵食が始まり、波打ち際が100メートル以上後退し、干潟は無くなってしまいました。原因は上流部からの砂の流下の減少などによるもの。
干潟の復元活動は、馬入水辺の楽校の会のテーマの一つ。全国的に干潟が消滅し、天然記念物的存在になっているだけに、夢を叶えたいと思っています。
 
■写真1
河口は流域の暮らしの最終到達地点。心がけの集積がゴミゼロに!
 
■写真2
みんなでクリーンアップ。とても綺麗になりました。
 
■写真3
1975年当時の河口干潟。
200メートル四方の小さな干潟でしたが、後背地も含め196種の野鳥が記録されました。
干潟も松林も今はありません。干潟の復元を望んでいます。
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